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  4. キーセレクションルリグ解説・青ルリグ編

【インデックス】
アロス・ピルルク
リメンバ
エルドラ
ウムル
青タマ

【星について】
強さ:そのまんま。星が多いと強い。
プレイ難易度:デッキを使う難しさ。星が多いと難しい。
環境での人気:大規模大会での入賞、使用率から。星が多いと人気。
お値段:必須パーツのお値段。星が多いとお金がかかります。
デッキタイプ:デッキの簡単な紹介。
高額カード枠:そのデッキを組む上で、必須かつ高額なカードたち。独断と偏見です。

アロスピルルク
デッキの強さ:★★★★
プレイ難易度:★★★
環境での人気:★★★★
カードの値段:★★★★★
デッキタイプ:速攻ハンデス
高額カード:タマキー、ドーナキー、ジャイアント・キリング
収録弾:クラクション・ユートピアなど

コンセプトは「手札破壊」。ガンガンハンデスしていくデッキです。
1ターン目に<月鍵の巫女 タマヨリヒメ>で<マノミン>を3枚近くサーチし、<devil seal>などと組み合わせながら、相手の手札を粉々にしていきます。こちらの手札がなくなったとしても、レベル4以降はルリグアタックによるダメージを受けないのでご安心。
序盤のハンデス時に<クロケル>を場に出し、相手の盤面も破壊していきます。手札も場もなくなった相手はなすすべがありません。

必須カードは、タマキーこと<月鍵の巫女 タマヨリヒメ>。<マノミン>のみならず、レベル2の<クロケル>もサーチできます。
レベル4以降の主力となる<シャハラザ>も4枚入れましょう。<シャハラザ>を蘇生させるアーツ<グレイブ・ブルー>も必須。ブルーレイ付属カードで高額でしたが、再録でピルルクが組みやすくなりました。
トラッシュから蘇生できる<アナスタシア>も、なるべく多くほしいところ。<ハンプティ・ダンプティ>を採用すれば序盤の攻めが厚くなります。一時期は雑誌付属のみということで、お財布と要相談と書いていましたが、エクスプロードに収録され、入手しやすくなりました。
<ドーナキー><ジャイアント・キリング>は欲しいところですが、お財布が難しかったら<華代キー>とか<ドント・ムーブ>でもとりあえず大丈夫です。

ちなみにレベル5の<ピルルクTELOS>もいますが、あまり使われていません。
とはいえ「カタルシス」の強制ダメージは非常に強力で、十分強いです。アニメの終盤で活躍したこともありますし、思い入れのある方はぜひ採用しましょう。

「青いデッキはやることが多くて難しいんじゃない?」と思う方もご心配なく。キーセレクションのピルルクのプレイ難易度は、比較的低いです。
タマキーでマノミンを連れてきてハンデス。デビルシールでハンデス。ついでに盤面も荒らして、アタックアタック!!自分の手札のことを気にせず、ガンガン手札を捨てていくのがポイントです。
といっても結構奥が深い。考えなしにハンデスすれば勝てるわけではないのも、楽しさのひとつ。手札破壊がお好きなあなたはぜひぜひ。

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リメンバ
デッキの強さ:★★★
プレイ難易度:★★★★★
環境での人気:★★★
カードの値段:★★★
デッキタイプ:デッキボトム操作、凍結、ハンデス
高額カード:エフエックス
収録弾:フルスクラッチ

占いと清衣ちゃんが大好きなルリグ。キーセレ導入前は「ピルルク/リメンバ」という2種類のルリグタイプを持っていたが、キーセレ参戦にあたってリメンバとして独立しました。ついでに色も白から青へチェンジ。
得意な戦術は「デッキボトム操作」という一風変わったもの。自分のデッキの一番下のカードを参照する効果が多く、デッキの下に好きなカードを送りながら戦っていきます。デッキボトムのカードを場に出したり、デッキの下にあるシグニのレベルの和を参照するなど、テクニカルな戦術が揃っています。他のルリグでは味わえない独特なバトルがリメンバのウリだ。
青ルリグらしく「凍結」も得意。凍結したシグニは次のターンにアップしないため、相手は思うように攻められなくなります。ハンデスもできますが、「デッキボトム操作」「凍結」「ハンデス」の全てを詰め込むと、どっちつかずになってしまうので、1〜2種類の戦術に落ち着けるのがいいです。このことはリメンバに限らず、全てのルリグに言えますが……。

ライフバーストが強力なものが多く、バーストでの防御の期待値が他のルリグより高いのがメリット。相手をダウン・凍結させるライフバーストも多いため、それをそのまま次のターンの攻撃につなげることも可能です。4ルリグの自動効果もあり、<ママキー>や<黒点キー>+<リーサル・ブラック>など、ライフ回復の効果で<アルキメス>などのライフバーストを埋める戦術がしやすいのも魅力的。
デッキの価格は全体的に安く、<アルキメス><エフエックス>などのSRも、比較的手に入りやすくなっています。かなり独特な戦術で、使いこなすのはやや難しいですが、渋いバトルが楽しめること間違いなしです。

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エルドラ
デッキの強さ:★★★
プレイ難易度:★★★★
環境での人気:★★★
カードの値段:★★★★
デッキタイプ:シグニをシグニに装備
高額カード:ジャイアント・キリング
収録弾:ワイルズ、レトリック

アイスクリームやパフェ、ゼリーなど、涼しげなお菓子シグニを操る青ルリグ。得意戦術は「アクセ」と「デコレ」で、シグニにシグニを装備して戦います。
「アクセ」能力を持つシグニは、アクセとしてシグニに付与されることで、そのシグニにさまざまな能力を与えることができます。耐性やパワーパンプ、ハンデスなど幅広く、中には「ルリグ耐性」などオンリーワンな耐性を与えられるシグニも。アクセはカードの効果はもちろん、ルリグ効果の「デコレ」で可能です。原則1ターンに1度なので、アクセを持つシグニを相手の除去から守りながら戦うのがポイントになります。
主力シグニは<メレドール>で、<アイスケーキ>がアクセされていると、アタックフェイズ開始時にドローとバニッシュが行えます。<アイスケーキ>はアクセ先のシグニに、アタック時にハンデスさせる能力を与えるため、<メレドール><アイスケーキ>が場に残れば残るほど、リソース差をつけて戦えるように。リソースを絞られた相手が、アクセを持ったシグニを処理するのは難しくなるので、場持ちは良いだろう。

リソース確保は4ルリグでもできるため、手札が減ることはあまりありません。ただ、アクセを持ったシグニが除去されると、そのシグニとアクセの2枚を失うため、盤面の優位が簡単にひっくり返されてしまう危険性を持ちます。アクセで与えた能力も<セレクト・ハッピー5>で消されるため、やや逆風気味なのが現実。
それでも安定したリソース確保能力や、<ブルジャム>によるルリグ耐性もあることから、アクセを全面的に押し出した戦術ではなく、オールマイティに戦えるデッキを組むこもらいます。高額カードはそこまでなく、<ジャイアント・キリング>さえ持っていれば他は何とかなりそうな気配。環境に合わせて幅広く構築していけるかが、腕の見せ所です。

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ウムル

デッキの強さ:★★★★★
プレイ難易度:★★★★★
環境での人気:★★★★★
カードの値段:★★★★★★
デッキタイプ:デッキバウンス、リソース破壊
高額カード:アンシエント・グルーヴ、APEXキー、ユキキー、ヨグ=ソトース、アトラン
収録弾:オルタナティブ

妨害に長けたテクニカルなルリグ。相手の手札やトラッシュを次々にデッキへ戻していく「デッキバウンス」が得意で、相手の戦術をかき乱しながら戦います。手札のカードをデッキに戻せば疑似的なハンデス(手札破壊)に、トラッシュのカードをデッキに戻せば蘇生や回収カードの妨害につながるので、どんどんぐちゃぐちゃにしてしまいましょう。カードを戻す先がデッキの一番上であれば、疑似的なドロー妨害にもつながります。
デッキバウンスを条件に発動するカードも多いのが特徴です。シグニのパワーを下げたり、相手のシグニをバニッシュしたりと、デッキバウンスを起点に攻めていきます。相手をかく乱しながら勝利を目指す、コントロール色が非常に強いデッキです。

構築はほぼ固定されており、<APEXキー>を軸にしたものが人気です。準限定アーツ<アンシエント・グルーヴ>が必須なことや、ルリグデッキに<ユキキー>がほぼ確実に採用されることもあって、初期費用の高さはキーセレトップクラス。メインデッキも高額で、<ヨグ=ソトース><アトラン>のSRはもちろん、人気の<狂奏の滅炎><ゲット・アヴァロン>なども地味に高いですね。
ただ、入賞件数も多く、「リソース破壊」「コントロール」とそこそこの火力を両立できるルリグとして、トーナメントプレイヤーからの人気は高いです。使えば使うほどデッキの奥深さを知ることができるデッキのひとつなので、長くキーセレを遊ぶならおススメのデッキになっています。もちろん、学園編のメインキャラクターになっていることや、4コマ漫画の主人公の1人であることなど、キャラクターとしても大人気……、なのじゃ。

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(詳しい解説はこちら




デッキの強さ:★★★★
プレイ難易度:★★★
環境での人気:★★★★★
カードの値段:★★★★★
デッキタイプ:手札破壊
高額カード枠:ホーリー・グランドスラム、アンシエント・グルーヴ、ユキキー
収録弾:ディセンブル

こちらもキーセレ2ルリグ目。ピルルクは「コード」「アロス」とありましたが、タマはタマです。青の天使シグニを引っ提げ、色だけ変えて新登場。
特徴は「わかりやすいハンデス」です。「アロス・ピルルク」が得意としていた戦術ですが、あちらは「自分の手札を捨てる」ことで効果を発揮していましたが、タマは「相手の手札を一方的に破壊する」ことができます。こちらは手札で左扇子、相手は0枚、なんてこともザラです。
本格的なハンデスは、レベル4の<サキエル><アークゲイン>が務めます。前者は2エナで、後者は手札の天使シグニを捨てるだけで、相手の手札を1枚捨てさせます。<サキエル>にはドロー効果もついているため、こちらは次々と後続を確保しながら、相手のリソースを減らしていくことが可能になっています。
除去手段も豊富で、<アプサラス>がいれば、お互いが手札を捨てるたびにマイナス2000を振り撒きます。回数制限がないため、ハンデスや手札交換の片手間に、相手の盤面を荒らしていきましょう。また相手の手札がなければレベル4ルリグで除去が可能なので、手札も盤面もズタボロにしつつ、シグニを押し付けていけます。相手の手札が1枚以下であれば、<アークゲイン>が自分の場の全ての天使シグニにシグニ耐性を付与するのも見逃せません。ライフバーストによる逆転もさせず、全ての天使たちの効果がつながっています。

その分序盤はあまりやることがないため、バニラシグニやアタック時にエナチャージするシグニなど、場持ちがよかったり、アドバンテージを稼いだりするシグニでしのぐことが多いです。バニラシグニである<アナービター>は、コイン技「イノセンス」とも相性が良く、序盤の壁かつ終盤の防御として役立ちます。<ホーリー・グランドスラム>で相手のアーツを奪ったり、各種キーで耐えたりしながら、反撃の隙を伺いましょう。
レベル4になりハンデスが成功すれば、<アークゲイン>の耐性も相まって、崩されることはあまりありません。ルリグデッキの防御力は今一つですが、「ハンデスすることで防御力の薄さを補う」というイメージで大丈夫です。

メインデッキの光物は<サキエル><アークゲイン>くらいで比較的安価ですが、ルリグデッキがなかなか高額。<ホーリー・グランドスラム>もそうですが、<ユキキー><アンシエント・グルーヴ>が高額です。<ユキキー>はさておき、<グルーヴ><グランドスラム>を採用しないデッキは少ないため、組むのであれば頑張って乗り越えたいところです。
キーセレ登場前から、手札破壊は青ルリグの醍醐味。由緒正しき「ぽいぽい祭り」を、相手にどんどん叩き込んでいきましょう。

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