「REUNION DIVA」で全てのルリグがディーヴァセレクションに再集結し、一つの節目を迎えたウィクロス。その物語は「ウェブ小説」という形で、公式ホームページで続くことになる。
続く舞台は「ディソナ」。ユーザー投票で選ばれた商品テーマは「日本風×ゴシックホラー」の世界観だ。「WIXOSSLAND」内に新エリア「ディソナ」が登場し、そこに生まれた謎のルリグ「アンノウン」をルリグたちが追い求める。そんな「アンノウン」の姿は「あの人物」に似ていて――、というのがざっくりとしたあらすじだ。
「ディソナ」の由来は「不協和音」を意味する「ディソナンス」。この4文字をこれから1年、いやもっともっと、プレイヤーたちは耳にすることになる。これまでのディーセレを過去にする強烈な不協和音が、間もなく鳴り響く……。
1:メインデッキの自由度がアップ!
舞台には幕間が必要だ。「再集結」で一度幕を下ろしたディーセレは、次の舞台への転換を進めていた。ディソナの幕開けを前に、ディーセレは「繭の部屋」でルールの整備が行われることになった。
その大きな一つが「色に関するルールの変更」だ。
これまでのディーセレには、「メインデッキとピースで採用できるカードの色は、3人のレベル0のルリグと同じでなければならない」というルールがあった。例えば「レベル0ルリグが青、赤、緑であれば、メインデッキとピースにその3色(と無色)以外、つまり白と黒は採用できない」というルールなのだが、それが23年2月1日から撤廃される、という告知がされた。

この制限が無くなったことで、デッキ構築の自由度がかなり上がった。
メインデッキに4色以上のカードを採用できるようになり、これまで採用したくともできなかったカードを自由に入れられるようになった。合わせて《羅星 フォルナックス》などの「センタールリグと異なる色のエナを破壊する」能力の価値が上昇。他にも価値が上がった、または下がったカードが多数存在する。
最たるものは8弾「SPREAD DIVA」のピースの評価が急上昇したことだろう。デッキ構築のルールで最大2モードまでしか使えなかったこれらのピースが、一気に3モード使えるようになりパワーアップ。《ウルトラスーパーヒーローズ》はもちろん、《アグレッシブな夜》《舞イ踊リ色紬》など、あまり日の目を見なかったピースが、いきなり実戦級に躍り出た。中でも《デス・ビーム・ディーヴァ》は「赤・緑・青」のルリグを求めることから《アンシェント・エコー》と併用したデッキが登場。《炎唱火 遊月・参》と合わせて6エナ破壊を行う、新たなデッキも登場した。
「DIAGRAM」を構成するムジカ、マドカ、サンガは色が「黒・青・緑」で、《アグレッシブな夜》をフルパワーで使える点が功を奏した。特に【チームムジカ】は、アシストルリグに優秀なマドカを置けることや、何より《VOGUE3-EX ムジカ》に根強いファンがいたこともあって、再注目されたデッキだった。



この「色に関するルールの変更」は大きなものだったが、施行から新弾発売まで2週間程度しかなかったこと、そしてその新弾が規格外だったことから、このルール変更が直接メタゲームに与えた影響は、総合的にさほど大きくなかった。ルール変更直後は特にデッキビルダーたちが、あまり注目されていなかったセンタールリグやアシストルリグ、ピースを見出して楽しんでいたし、フルパワーで使われる《ウルトラスーパーヒーローズ》や《舞イ踊リ歌姫》などの性能に驚くプレイヤーもいたという。
それと合わせて、「色の異なるルリグへのグロウ禁止」のルールが追加された。
「同じルリグタイプでありながら異なる色のルリグを同時に採用できず、またグロウできない」というルールだ。背景ストーリーのあらすじから、黒の「タマ」、白の「イオナ」……、つまり「ユキ」の登場は確約されたも同然で、これらのファンは大いに沸いた。そして今後、白の「タウィル」や黒の「ウムル」のディーセレ参戦を期待する声も大きくなったし、緑の「ピルルク」を願い続けるファンもここにいる。
幕間はここまで。ディーセレの勢力図を一変した「ディソナ」とは、果たして何者なのか……。その猛威をじっくりと紹介していくことにする。さあ、間もなく開園の合図……。