第2章~劇中最強

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3:エリートシグニが勢揃い

タカラトミー公式サイトより

さて、「CURIOSITY DIVA」登場当時、一番注目されたカードは水……、ではなく《羅婚石 ダイヤブライド》だった。

手札交換とエナ破壊に関する能力を持ち、当時トップデッキだった【チームエクス】と相性抜群の赤シグニ。ライフバーストを持っていることも構築に取り入れやすく、自身はアタッカーではないが【ソウル】を付与して補うなど、特に【チームエクス】はデッキパワーが底上げされた。エナ破壊は《エクシア》と似た「触れたらトリガーする能力」ということもあり期待値は高く、事実登場以降は多くの赤デッキに採用されるようになっていった。

次点は水……、ではなくピース《М.G.D》。読みは「マキナ・ガーディアン・ドラゴン」だ。

《Mドラゴン》の元ネタ?

とうとう登場したルリグ止めピースで、相手のアタックに合わせて手札とエナを計3枚トラッシュに置くことで、そのアタックを無効にできる。ヒラナをはじめ、ルリグアタックを強化する戦略のルリグは、このピースの登場でやや動きづらくなった。一方【DXM】のルリグたちは、エクシード3との相性の良さから、積極的にこのカードを採用できた。

また、SRシグニとスペルが連鎖するギミックも登場。残念ながら連鎖して使われることは少なかったが、それを差し引いても単体性能が高いシグニが揃っていた。特に《大装 ゲイヴォルグ》は後に白単デッキで大暴れし、《羅星姫 イクリプス》も同弾の《羅星姫 ドラコー》《パラダイスうちゅう》と合わせた【宇宙軸】のメインアタッカーの一角として活躍。他にも《幻怪姫 タマモゼン》《コードハート Мデム》など、後にスポットライトを浴びたシグニも数多い。

また、コモンやレアでも優秀なシグニを多数輩出している弾だ。《聖将 トキユキ》《紅将 ナベノツナ》《蒼魔 マノミン》《凶魔 テューポーン》など、序盤帯を支えるシグニが勢ぞろい。《羅星 リンクス》《紅魔 デカラビア》など、ライフバーストとして優秀なカードも多く、とりわけ下級シグニのカードパワーがぐっと上がった。

そして前弾に引き続き、2周目センタールリグとしてヒラナ、WOLF、ノヴァ、ムジカ、赤タウィル、青ウムルの6人が収録された。《VOGUE3-EX ムジカ》は「アシストルリグの再利用」という唯一無二の能力から、デッキビルダーを中心に熱い人気を集めた。《運鳴 ノヴァ》はデッキトップ操作が光り、今弾の《パラダイスうちゅう》とのコンボが注目されたが、後に《融合せし極門 ウトゥルス//メモリア》と共に世界の頂点を取るとは、当時は誰も知る由もなかった。赤タウィル、青ウムルは前弾のアトに引き続く「アンサプ」強化となり、にじさんじを除くINTERLUDE組は一定のカードパワーを得た。
パッケージを飾った【きゅるきゅる~ん☆】からは、「みこみこ」がセンタールリグとして登場。ただ、作中では最も下のクラスということもあってか、カードパワーも低く、目立った活躍はなかった。コンセプトは「相手のいやがらせをする」のようで、チームピースに対するカットインができるピース《永遠不滅 きゅるきゅる~ん☆》が目新しかったことや、「まほまほ」「ゆかゆか」の担当声優がウィクロスガールズの2人だったこともあって、根強い人気を集めている。【きゅるきゅる~ん】としての活躍は今一つだったが、ゆかゆかは優秀なアシストルリグとして様々なデッキに呼ばれており、みこみこは後にディソナで大暴れ。まほまほはウィクロスガールズとしてイベントで長く活躍している。作中では「観客=セレクター」の人気を集めるためにあれこれ悪だくみをしていた3人だったが、そんなことをせずとも輝いている。

ここまで様々なカードを紹介してきたが、5弾を象徴するカードといえば、やはり「水」であることは間違いないだろう。
5弾のメタゲームに切り込みながら、その圧倒的な存在について紹介していこう。