ユキ〜シードを植えてシグニを開花！

デッキの特徴：シード戦術
プレイの難易度：普通
主な収録パック：構築済みデッキ「デュアルプラント」・ワイルズなど

どんなデッキ？
イオナが白になった姿のルリグ。「シード」「開花」というギミックを使い、場に種として植えたシグニを開花させながら戦う。ギミックの通り、使うシグニのクラスは植物だ。
シードは主にルリグがグロウするたび、シグニゾーンに裏向きに設置する。シードはレベル４グロウ後に、ルリグの効果などで表向きにすることで「開花」していく。シグニゾーンのシードを開花させることで、相手の攻撃を防ぎつつ、開花させた時に発動する効果を駆使しながら、相手の攻撃を防ぎながら戦っていく。白ルリグらしく、相手のシグニを手札に戻す効果も豊富なので、相手にエナを与えずに攻めていけるのも魅力的だ。
シードとして植えられるシグニは、デッキトップの４枚から選ぶため、やや運任せな部分もあるのがネック。＜アキザクラ＞＜アネモネ＞といった、開花した時の効果が強力なシグニを植えていきたいところだ。シードはグロウ時以外にも、＜ホワイト・シーディング＞や＜オドリコソウ＞といったアーツやシグニなどの効果でも設置できるので、シードをいくつ設置できるかをしっかり把握しておこう。
シードギミックに加え、アタッカーの＜スイレン＞を筆頭に、エナゾーンの植物の枚数を参照する効果を持つカードも多い。きちんと効果を発揮できるよう、エナの管理には気を配っていきたい。また、オールスターのユキと同様、相手のシグニの効果を無効にする効果も持っている。コリジョンで登場した＜御伽原江良＞が、アタック時に効果を持たないシグニをバウンスできるため、そちらを軸にした構築も可能だ。

代表的なカード
シードの効果としては＜アキザクラ＞が非常に優秀。自分のターンに開花させることで、２枚のシグニをバウンスできるため、レベル４ルリグの起動効果で開花させ、面を空けて攻めていきたいところ。グロウ時に植えるシードで＜アキザクラ＞を埋められるかが勝負のカギを握る。同様に＜アネモネ＞も便利だ。開花時にバウンスができるのに加え、自身がバニッシュされた場合、デッキトップから後続のシグニを場に出すことができる。アタック時にバニッシュするシグニに対して非常に強いのが優秀だ。
開花ギミックを使うのはレベル４以降が多く、序盤の下支えをどうするかがポイント。下級シグニとしては、アタッカーの＜ユリ＞、エナを伸ばす手段として＜ユキヤナギ＞や＜ゼフィラン＞などが採用されることが多い。

構築のポイント
ルリグデッキに＜カーニバルキー＞を採用した「カニキーユキ」が人気。直接場に出せないが、アタック時にすべてのシグニをトラッシュに送れる＜サイサ＞を採用すれば、場のシグニを＜サイサ＞に書き換えてプレッシャーをかけていくことができる。＜サイサ＞はルールで場に出せず、実質開花することでしか場に出せないため、場のシグニを＜サイサ＞にできる＜カニキー＞との相性が非常に良い。蘇生系アーツの効能を薄くできる＜御伽原江良＞とのかみ合いも抜群だ。
防御アーツとしては＜ブリーディング・フォース＞が優秀。ユキであればコストを軽減できるため、他のルリグに比べて自然と採用できる。他にも＜イクエス・ディフェンス＞や＜ホワイト・シーディング＞といった、高スペックなアーツが揃っている。序盤に＜ユリ＞を確実に持ってくるため、かつては＜月鍵タマキー＞などを採用した構築も人気だった。

対ユキ
「シード」のギミックが厄介。シグニを除去してアタックに入ると、コイン技「トゥルース」などで開花され、軽いコストで多くの攻撃を止められてしまう。アタックした時に除去できるシグニで攻めていくように心がけたいところだ。ただ、＜カニキー＞を採用したユキだと、「＜デンドロ＞などに書き換えてから『トゥルース』を使い、相手のシグニをさらにバウンスする」など、相手の防御効率を上げてしまうことがあるので要注意。いっそ徹底的に除去し尽くしてしまうのも手ではある。
シードでの防御は一見強力だが、植える手段は意外と少ないため、手数が多いルリグであれば押し切れることが多い。蘇生での防御は＜御伽原江良＞に弱体化させられるので気を付けよう。

【関連リンク】
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