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色:青
使用タイミング:アタックフェイズ
コスト:《青》×1

対戦相手のルリグかシグニ1体を対象とし、それをダウンする。
《リコレクト4枚以上》追加で対戦相手のシグニ1体を対象とし、対戦相手が手札を3枚捨てないかぎり、それをダウンする。

収録:RECOLLECT SELECTOR(WX24-P1-005)

効果解説

「リコレクトセレクター」で登場した青のアタックフェイズアーツ。
同弾以降の目玉ギミック「リコレクト」を擁する防御アーツで、登場以来多くの青デッキで採用されている。

ルリグかシグニ1体を対象とし、それをダウンさせる。コストが青1と非常に軽く、撃てないことはほとんどない、便利なアーツだ。
リコレクト4を達成すると、追加で相手のシグニ1体を対象とし、相手が手札を3枚捨てなければダウンさせられる。手札破壊が得意な青デッキにとって、3枚の手札を残させないのは朝飯前。ゲーム終盤であれば青デッキを前に3枚の手札を持つのは非常に難しいため、「1エナ2面防御」としてまず使える。

言うまでもなく、手札を3枚捨てられればダウンすることはない。
青デッキにはほぼ確実に採用されるアーツなので、手札を抱えてトドメを刺しに来る相手も少なくない。「あえてシグニを2体しか並べず、手札を3枚持って攻める」という立ち回りも考えられるので、過信は禁物。前のターンのアタックフェイズで発動したライフバーストで手札が増えて防御ができなかった、なんて悲劇もよく起こる。
そして《幻獣 テングザル》を筆頭とした「ダウンしない」シグニは天敵。青デッキは《アズール・ウィッシュ》などダウン防御が多いことから、あっさり貫通されることもある。油断は禁物だ。

それでも強力なアーツであることは変わりなく、コスパ、防御性能ともに非常に優秀。手札破壊を行う青デッキを使うのであれば、ほぼ間違いなく確実に採用される1枚だ。
【ピルルク】【あきら】はもちろん、手札破壊を交えて戦う【青白タマ】や【夢限】など、青系・青白系のデッキでは100%に近い確率で採用されている。アーツ環境を象徴する1枚、とも言えるだろう。

「フローズン・ギア」を直訳すると「凍った歯車」になる。歯車は時計に欠かせない道具であることから、やはり「時」「時計」を表現する名前になっている。
《クリアー・マインド》共々、UAR版になると眼鏡をかける。シークレット版になると眼鏡になるのもピルルクの伝統だ。