色:緑
使用タイミング:アタックフェイズ
コスト:《緑》×1《無》×2

対戦相手のパワー10000以上のシグニ1体を対象とし、それをバニッシュする。
《リコレクト4枚以上》追加で、このターン、次にあなたがシグニによってダメージを受ける場合、代わりにダメージを受けない。

収録:RECOLLET SELECTOR(WX24-P1-008)

効果解説

「リコレクトセレクター」で登場した赤のアタックフェイズアーツ。
同弾以降の目玉ギミック「リコレクト」を擁する防御アーツで、緑らしさが詰まった防御性能を持つ。

相手のパワー10000以上のシグニ1体をバニッシュできる。
レベル3の大抵のシグニをバニッシュできるが、このアーツの存在を読んで、パワー10000未満のシグニのみで攻めてくるケースは少なくない。似た能力の《追憶浸火》と比べると、パワー10000未満のシグニを用意するのは、パワー13000以上のシグニを用意するより非常に簡単だ。存在を読まれたらまず貫かれるので過信は禁物だが、採用率の低さから不意を打つこともできる、と捉えられるか。

リコレクト4を達成すると、次にシグニによって受けるダメージを受けなくなる。《追憶浸火》と異なり追加のエナコストがなく、耐性も無視するので優秀といえよう。
ただ、シグニのアタックは止められないので、アタックした時に発動する能力は発動するうえ、連続攻撃などにも弱い。多くの緑アーツに言えることだが、防御性能は高い分、貫通されることも多いので要注意。

読まれると脆いが、防御性能でいえば優秀な1枚。パワー10000以上のシグニを防御しながら除去できるのはやはり嬉しい。《付和雷同》など他のアーツを使って守ったり、緑以外のデッキに採用して使うなど、出番を選んでいきたいところだ。
緑アーツには《加持祈祷》《今昔之感》など優秀なライバルが多いので、バニッシュができることを差別点として見出していきたい。

「温故知新」と書いて「ツターダストメモリー」と読む。
「温故知新」は、昔のことから学び新しい知識や見解を得ること。過去のアーツが力を与える「リコレクト」を感じさせる四字熟語だ。「ツターダストメモリー」は「スターダスト」を「つた+ダスト」に読み替えた造語だろうか。