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6弾「welcome back diva selector」で緑子とともにアシストルリグとして登場。センターとしての登場は10弾。

センタールリグ

火露炎 花代・参

火露炎 花代・参

センタールリグの《火露炎 花代・参》はターンに1度、自身のライフクロス1枚をクラッシュすることで2ドローができる。クラッシュされたライフクロスはエナに置かれるため、実質2ドロー1エナチャージだ。

ライフバーストが発動すればそれも使えるため、更に多くのリソースを確保できる。ゲーム1ではシグニ1体に【アサシン】か【ダブルクラッシュ】を付与できる。どちらを与えられるかは運次第だが、どちらも赤らしい能力だ。出現時の1体バニッシュも嬉しい。

能動的に手札やエナを増やせる能力は、赤ルリグの中では貴重。だがそれと引き換えにライフバーストを1枚失うのは、ゲーム展開の速いディーセレでは非常に痛い。《紅魔姫 ダッキ》や《聖魔 ハイティ//メモリア》など、自身のライフクロスのクラッシュをトリガーに発動する能力と組み合わせたり、《紅将 トリスタン》などの手札を増やせるライフバーストを採用したりと、クラッシュを最大限に活かすための工夫を凝らしたい。

炎妖舞 花代・惨

炎妖舞 花代・惨
羅輝石 シークラ//ディソナ

ディソナ編では新たなセンタールリグ《炎妖舞 花代・惨》が登場。

アタックフェイズ開始時に全てのルリグがディソナであれば、2エナで1体に【アサシン】か【ダブルクラッシュ】を付与できる。《火露炎 花代・参》のゲーム1を実質毎ターン使えるようなもので、言うまでもなく強力だ。加えて、エクシード4では相手のライフクロスを1枚クラッシュできる。《ウルトラスーパーヒーローズ》なども合わせて採用すればリフレッシュ戦術を盛り込めるため、相手のライフクロスを一瞬で消し飛ばせるだろう。

パートナーシグニの《羅輝石 シークラ//ディソナ》はエナ破壊を得意としており、《Go to the TOP!!!》などと合わせて相手のエナを一気に奪い去ることも容易い。また、手札破壊やデッキ破壊などの、ディソナならではの飛び道具を多く採用する欲張りな構築も可能。その一方で《黒点の記憶》を採用し、中期戦に持ち込んで戦っていくこともできる。

総じて、総合的な火力は全ルリグでもトップクラス。【ディソナ】の火力も相まって、その攻撃力を象徴するルリグとして活躍した。

百花繚乱 花代・参

百花繚乱 花代・参

構築済みデッキ「RED ALT AMBITION」では《百花繚乱 花代・参》が登場。起動能力では赤1エナで、相手のパワー10000以下のシグニをバニッシュできる。非常にシンプルな1面除去で、白や緑ルリグが相手でなければ、パワー10000以下のシグニが並ばない状況は少ない。とりあえず発動し、しっかり攻めていこう。

ゲーム1では自分のシグニ1体に【アサシン】を付与できる。こちらもシンプルな能力で、起動能力で除去できない高パワーのシグニの上からライフクロスを狙える。【ダブルクラッシュ】を持つシグニに付与すると非常に強力だ。使い切りの能力なので、タイミングはしっかり見極めよう。

構築済みデッキのセンタールリグらしく、使いやすく赤らしい能力が揃っている。パワー10000を越えるシグニは、アーツや《羅輝石 ヴォルカノ》などで対処しよう。バトルに慣れたら「RECOLLECT SELECTOR」収録の《閃花繚乱 花代・参》を選ぼう。

閃花繚乱 花代・参

閃花繚乱 花代・参
羅闘輝石 アダマスフィア

「RECOLLECT SELECTOR」では《閃花繚乱 花代・参》が登場。<宝石>のシグニと強いシナジーを持つ、非常に攻撃的なルリグだ。

自動能力はガード不可。自分の場に<宝石>シグニがいて、ルリグアタックの際に2エナを払うと、そのルリグアタックの間「ガード」ができなくなる。確実にライフクロスを1減らせ、相手のライフクロスがない状態でこの能力を使えば勝利は確実。ルリグアタックを封じるアーツやライフバーストこそ多いが、相手に与えるプレッシャーは大きい。この能力を武器に、<宝石>のシグニや赤のカードでどんどん攻めていこう。

ゲーム1能力「アンビション」では大幅なリソース回復ができる。4枚ドローし、このアタックフェイズ開始時、手札をすべて捨ててその枚数分【エナチャージ】を行なう。攻めに必要なカードの確保やハンデスからの復帰、エナチャージで自動能力に必要なエナコストの工面など、大いに役に立つ。自動能力やパートナーシグニの《羅闘輝石 アダマスフィア》など、消費が激しい能力がそろうため、とっておきのリソース回復手段として使おう。デッキ枚数を大きく消費するため、デッキの残数には要注意。

轟炎 花代・爾転

轟炎 花代・爾転

10周年記念書籍「ウィクロス 10th Anniversary Book」で登場した花代のルリグ。1弾「サーブドセレクター」で登場した《轟炎 花代・爾改》のリメイクで、「2止め」戦術が武器。

レベル2ながらリミット6を持つ特殊なルリグ。一般的なレベル2ルリグのリミットは5なので、カードの効果なしでレベル2のシグニを3体同時に並べられるのが強み。その分、常時能力でグロウフェイズがスキップされるため、カードの能力や効果を使わなければ、レベル3以降にグロウできないうえ、このルリグへのグロウコストも赤2と重い。「2止め」で戦うことを前提としたルリグだ。

常時能力で自分のターン中、中央のシグニゾーンにいるシグニのパワーを5000増やせる。レベル2のシグニでレベル3のシグニをバトルでバニッシュできるようになったり、<地獣>シグニの「このカードのパワーが10000以上のとき」などの条件を満たしたりなど、役に立つ場面はある。それ以外でもライフバーストを回避したり、赤や黒の一定以下のパワーを除去するカードを防いだりできる。中央のシグニゾーンだけなので油断は禁物。

ゲーム1の起動能力では、赤3エナを支払うことで、次のルリグアタックの際のガードを封じる。《閃花繚乱 花代・参》も持つ能力で、相手のライフクロスがない状態でこのルリグアタックが通れば勝利できる。とはいえ赤3エナは重く、ゲーム中1回しか使えないため、使用タイミングが非常に重要だ。

「2止め」デッキは、ルリグデッキに採用するセンタールリグが0〜2の3枚で済むため、レベル3までグロウするルリグと比べ、アーツを7枚使えるのが大きい。「リミットアッパー」を得る必要もなく、《ドロー・エンハンス》などが不要なので、「リコレクト」アーツを多く使えるのが強みの一つだ。チーム構成でもアーツやピース、アシストルリグの総数が多くなる。
レベル3シグニを場に出せないことによるパワー不足はあるが、アーツやピースを駆使すれば十分に渡り合える。構築段階から腕を見せていこう。

アシストルリグ

花代・桜

アシストルリグはレベル1の《花代・桜》が、5000以下バニッシュと【エナチャージ1】ができる。赤アシストでエナチャージは貴重なので、エナ消費が気になるのであれば花代を選ぼう。

レベル2は《花代・蘭》が確定バニッシュ、《花代・柘榴》が1コスト12000以下バニッシュと使いやすい。赤にはエクスやリルなど便利なアシストが他にもいるので、デッキに合ったものを採用したい。

総評

ウィクロス第1弾で登場した最古参ルリグの1人。他のルリグがレベル4までグロウする中、花代はレベル2までしかセンタールリグがいない、超速攻型のルリグだった。「2止め」は花代の代名詞で、その後のキーセレクション、ディーヴァセレクションでも同様のルリグが登場している。
ディソナ環境では《炎妖舞 花代・惨》の活躍が目立ち、こちらでも相変わらずの速攻が武器。どのセンタールリグであれ、花代を使うのであれば、まっすぐに攻め抜こう。

余談ではあるが、《轟炎 花代・爾改》が付属した「ウィクロス 10th Anniversary Book」の執筆・編集には、公式コラム「ウィクロスアカデミー」のライター陣が参加。管理人も当時は所属しており、執筆や編集等で深く関わった。個人的に非常に思い入れのある1枚。

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