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  3. タマ〜連続ルリグアタックでばとる!

ご存知ウィクロスの初代主人公。
ディーセレ導入から約半年が経った2021年の夏ごろ、「おかえり、セレクター」のキャッチコピーと共に、旧シリーズのルリグがディーセレに参戦することが大々的に発表。そのトップバッターを務めたルリグである。

センタールリグ

奏月の巫女 タマヨリヒメ

奏月の巫女 タマヨリヒメ

特技はルリグアタック。センタールリグ《奏月の巫女 タマヨリヒメ》はルリグアタックの際に、自分のシグニ2体をダウンさせて2エナ払うことで、アタックした自分を再度アップできる。この能力を軸に、毎ターンに2度のルリグアタックで攻めていくのがタマの強みだ。

サーバントが4枚しかないディーセレにおいて、連続ルリグアタックがいかに強力かは言わずもがな。ルリグ自身が連続ルリグアタックを持っているため、安定して連続攻撃を続けられる。シグニが2体ダウンすることからシグニでの要求は難しくなるが、《コードハート リメンバ//メモリア》や《コードメイズ ルヴダビ》などで防御に徹し、相手のシグニによる攻めを防ぐのが良いだろう。

ゲーム1では自身がアタックした時、自分のシグニ全てをアップさせる能力を持つ。この能力でアタックを済ませたシグニを全てアップさせた後、ターン1能力で2体ダウンさせれば、ルリグで2回アタックが可能になる。1度だけではあるが、シグニとルリグでの攻めを両立できるため、《ホワイトヘブン》などのピースで攻めるターンに合わせて使うと良い。

連続ルリグアタックを得意とするデッキに【ノヴァ】もいるが、タマは《聖将姫 コウメイ》なしで連続攻撃ができることと、アシストルリグの採用幅が広い点が強み。白ルリグ3体で統一すれば《コードメイズ ルヴダビ》などを使えたり、青を入れてハンデス、緑を入れてエナチャージなど、構築の自由度は非常に高い。能力がルリグで完結しているためシグニの選択肢も広く、入賞デッキも多種多様だ。色々な構築を試して、自分に合ったデッキを作ろう。

真太陽の巫女 タマヨリヒメ

真太陽の巫女 タマヨリヒメ

10周年の構築済みデッキ及び「RECOLLECT SELECTOR」では、新たに2種類のセンタールリグが登場した。

構築済みデッキ「WHITE ALT HOPE」では《真太陽の巫女 タマヨリヒメ》が登場。起動能力では白1エナで、手札の白のシグニ1枚を捨てて、相手のシグニ1体を手札に戻せる。手札とエナ合わせて2枚のコストがかかるが、確実に毎ターン除去ができるのは嬉しく、手札に戻すためエナを与えない点が魅力。白のバウンス戦術らしい能力だ。

ゲーム1能力はデッキの上から5枚見て、うち2枚を手札に加えられる。加えるカードに制限はないため、その場の状況に合ったカードやサーバントも選べるのが強み。起動能力で手札を消費するため、それを取り戻すために使うために使うのがよいか。
単体スペックは後述の《月日の巫女 タマヨリヒメ》のほうが優れる点が多い印象だが

構築済みデッキのセンタールリグらしく、使いやすい2つの能力を持つ。またレベル4以降にグロウするオールスターやキーセレクションで、手札補充と除去ができる経由地として採用できる。《奏月の巫女 タマヨリヒメ》などと比較しながら、デッキの方向性に合ったレベル3を選ぼう。

月日の巫女 タマヨリヒメ

月日の巫女 タマヨリヒメ
大装 エナジェ

「RECOLLECT SELECTOR」では《月日の巫女 タマヨリヒメ》が登場。お得意の連続ルリグアタックが武器で、<アーム>のシグニと強いシナジーを持つ。

自動能力では、自分の場に<アーム>のシグニがいれば、白1エナと手札1枚で連続ルリグアタックができるようになる。前出の《奏月の巫女 タマヨリヒメ》と比べコストが軽くなっており、<アーム>さえいれば、シグニの要求を連続ルリグアタックを併用できるのが強み。手札とエナの消費こそやや重いが、パートナーシグニの《大装 エナジェ》などで取り戻しながら戦うと良いだろう。《クリアー・マインド》などのルリグ凍結対策として、2度目のルリグアタックをせず、アップ状態でターンを終えるテクニックもある。

ゲーム1能力「ホープ」は、次に自分のシグニが相手のシグニをバトルでバニッシュした場合、そのシグニをアップさせる。どんなシグニでも連続攻撃ができるようになる、シンプルながら強力な能力だ。また、メインフェイズで「ホープ」を発動したタイミングでは、連続攻撃させるシグニを指定しないため、アーツやアシストルリグで止められなかったシグニを連続攻撃させられる。相手のライフクロスが0枚の状態で「ホープ」を発動すれば、相手にかなりの防御を強いられる。どのタイミングで使っても強いが、とどめの一撃として使うのが強烈だろう。

過日の巫女 タマヨリヒメ

過日の巫女 タマヨリヒメ

「fourth selector」で登場したレベル4ルリグ。ルリグアタックに更に磨きをかけた能力を持つ。

出現時能力は発動ターン中のルリグの連続攻撃。エクシードのみで2回攻撃を付与できるため、かなりの火力を出すことができる。常時能力でレベル3の自動能力も得られるので、《月日の巫女 タマヨリヒメ》などをコピーすれば、3回のルリグアタックも可能になる。《サーバント》が減ったゲーム終盤で、いきなりルリグが3回襲い掛かってくるのは強烈だ。

ゲーム1「ホープ」は、シグニがバトルでシグニをバニッシュしたら、相手が2エナ払わない限りダメージを与える。白は【シュート】やバウンス、《コードハート リメンバ//メモリア》など、エナを絞る手段が豊富なので、かなりのダメージが期待できる。「ダメージ」なので、ライフクロスがない状態でエナを払わなければ、そのまま勝利できる点も見逃せない。クラッシュしたライフクロスがエナに行く都合上、3回ダメージを与えることは難しいが、1~2点は期待できるだろう。

フィニッシャーとして申し分のない能力が揃っているが、【ルリグバリア】やルリグのダウン・アタック封じが苦手なのは変わらずといったところ。「ホープ」によるダメージもルリグによるものなので、《勇気爆熱》でルリグアタック諸共封じられるのが大きな弱点。とはいえ、それ以外に完全に防ぎきる手段はほとんどないため、ゲームエンド級の火力を叩き出せることに変わりはない。タマの猛攻で一気に勝利を掴み取ろう。

アシストルリグ

タマ・おーら

アシストルリグでは2度のルリグアタックを可能にする《タマ・おーら》に注目。全てのセンタールリグが連続攻撃できるようになる能力は珍しく、【ダッシュヒラナ】などの速攻系デッキなどで採用が検討できる。

《タマ・ばうんだり》も1エナで1面バウンスは非常に優秀だが、数字の宣言を外してしまうと大変なことになるため、確実に1面止めるという点では《ゆかゆか☆どじゃーん》に軍配が上がるか。使うなら、デッキトップの操作や《パラダイスうちゅう》などでデッキトップを確定させるか、採用するシグニのレベルを寄せるなどしよう。

総評

サーバントが少ないディーセレで、ルリグアタックの回数が増えるのは純粋に強力。白シグニも守りに優れたものが多く、戦略も「シグニで攻めてルリグで守る」とわかりやすい。その分、ルリグアタックを封じられると、攻撃力が大きく減ってしまうのが弱点。ルリグアタックを止めたり、ルリグを凍結させるカードも増えており、ルリグアタック一辺倒では難しいことも多い。【シュート】やバウンスなど白ならではの戦術を取り入れたり、他の色のカードを活かしたりなど、時代に合わせてデッキをカスタムしていこう。

ウィクロスの看板キャラクターだけあって、オールスターやキーセレクション時代は、関連カードや強化を受ける機会が多かった。ディーセレでもその流れが続くことを期待したい。

ちなみに後のディソナ編では、黒タマこと《残黒の巫女 タマヨリヒメ》が登場。
同じ「タマ」のルリグタイプを持つが全く別のルリグで、ディーセレでは同じルリグタイプで異なる色のセンタールリグを同時に採用できないため、全くの別物として扱うのが良い。性能に関しても別項で紹介する。

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