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  3. 緑子〜エナもパワーも限界突破

野性味あふれる緑ルリグ。花代と同様、6弾でアシストルリグが、10弾でセンタールリグが登場した。
初代アニメ「selector」ではタマ、花代、緑子が主人公サイドのルリグだったが、緑子は早々に退場してしまった。性格はとても良い子。

センタールリグ

参上 緑姫

注目したいのは《参上 緑姫》のゲーム1能力。4エナの重い発動コストと、更に追加で全てのエナを失うが、追加でトラッシュに置いたエナの枚数分のエナを焼き、相手のシグニを全てトラッシュに置くことができる。エナを限界まで伸ばして発動すれば、相手のエナゾーンと場を一気に吹き飛ばせる。ウィクロス最初期に猛威を奮った禁止カード《大器晩成》を彷彿とさせる、豪快な能力だ。

盤面のトラッシュ送りはシグニの対象を取らないため、特に《聖天姫 エクシア》の能力をトリガーさせないのが嬉しい。相手のエナをどれだけトラッシュに送れるかは状況によるが、専用構築を組めば4〜5エナくらいは焼き尽くすのも容易だろう。出現時に手札のカードを3枚までエナゾーンに置けるので、グロウ直前のターンに《SONG OF WIXOSS》などで手札を抱え、それをエナに転用するのも面白い。

起動能力はシンプルなバフ。パワーを5000上げれば《マキナスマッシュ》などをかいくぐれるようになるほか、《幻獣神 サーベルタイガー》《幻獣神 サラブレッド》などの地獣シグニらを活躍させられる。ゲーム1使用後に使い、ライフバーストやアシストルリグのケアに使っても良いだろう。

ディソナ編

散散 緑姫

ディソナ編では《散散 緑姫》が登場。シグニのパワーを上昇する能力に長けている。
常時能力で、中央のディソナシグニのパワーを5000上昇させる。お互いのターンに常に発動し続けるため、攻防両面で役に立つ。特に《小砲 バクチク//ディソナ》に狙われやすい下級シグニのパワーが7000や8000まで上昇するため、相手の除去の負担を高められるのが嬉しい。

エクシード4を使うと、自分の全てのシグニのパワーを、次のターン終了時まで10000上昇させる。バトルによるバニッシュはもちろん、能力での除去も困難になるパワーラインのシグニを並べられる。パートナーシグニ《幻獣神 ウルフレンド//ディソナ》との相性も当然良く、パワフルな攻めが可能になる。ディソナ以外のシグニのパワーも上昇できるため、《幻獣神 サラブレッド》など地獣シグニとのシナジーも期待できる。

パワーにまつわる能力を多く持つが、手札などを大きく増やすギミックはあまりない。パワー上昇は確かに強力だが、《翠魔姫 バン//ディソナ》など突破される方法も少なくはないため、他に付加価値を見出したいところ。
《幻獣神 ウルフレンド//ディソナ》はエナが続けば、単体でしっかり機能するアタッカーになるため、これを軸に戦っていくのが良いだろう。もしくは増やしたリソースでワンショットを狙う、などか。

アシストルリグ

緑姫・半月

アシストルリグはレベル1は【エナチャージ2】か【ランサー】付与、レベル2はライフの回復やダメージ無効など、オーソドックスな能力が揃う。

レベル2の《緑姫・半月》は、1面ぼ除去とエナからの回収を同時に行える。エナのサーバントも回収できるうえ、除去のパワー条件もないのが嬉しい。最大4エナかかるが、やや重めの《マキナスマッシュ》と捉えれば優秀だ。

総評

とにかく強烈なゲーム1が目を引く緑子。専用に特化するもよし、ここぞで使える構築を目指すもよしだ。

ちなみにルリグタイプは「緑子」で、ルリグ名は「緑姫」で、キーセレクションでは「翠子」表記になっている。読みは全て「みどりこ」なので、カード名の宣言などで戸惑う必要はない。
このサイトでは基本的に「緑子」の表記をしている。

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