1. ホーム
  2. 初心者向け
  3. 無色・アタックフェイズアーツ

アタックフェイズで使える無色のアーツのうち、ルリグコモンのものを紹介する。《スモーク・ストップ》《スリップ・ストップ》《サンクトゥムタワー崩壊》《虚妄のサンクトゥム攻略会議》を解説している。《ミラクル・チャージング》などの「チャージング」系アーツはこちら

スモーク・ストップ

色:無色
使用タイミング:アタックフェイズ
コスト:《無》×0

対戦相手のルリグ1体を対象とし、ターン終了時まで、それは「【常】:アタックできない。」を得る。

収録:RECOLLECT SELECTOR(WX24-P1-033)

スリップ・ストップ

色::無色
使用タイミング:アタックフェイズ
コスト:《無》×0

対戦相手のシグニ1体を対象とし、ターン終了時まで、それは「【常】:アタックできない。」を得る。

収録:RECOLLECT SELECTOR(WX24-P1-035)

《スモーク・ストップ》はルリグのアタックを、《スリップ・ストップ》はシグニのアタックを1体封じる。

エナコストが0で防御ができるアーツは非常に少なく、コスト軽減を使用したウィッシュアーツくらい。他のコストも一切なく、盤面の状況に問わず使えるのが嬉しい。
強いて言えば《スリップ・ストップ》が付与する能力なので「能力を得られない」を持つシグニに効かない程度だが、それを除けば使うタイミングに困ることはないだろう。

どんな状況でも使いやすいことから、ルリグトラッシュの枚数を手堅く増やせるのも強み。
リコレクトの条件を早期に満たしたり、アーツを早くから使いたい【夢限】などではよく採用されている。
《スモーク》と《スリップ》のどちらを採用するかは他のアーツとの兼ね合い次第。序盤はシグニの除去が多い傾向にあるので、どちらかといえば《スリップ・ストップ》のほうが出番が多いだろうか。硬いシグニを多く採用したり、ルリグアタックを止めたいデッキであれば《スモーク》でももちろん良い。

無色のアーツなので、このカード自身をウィッシュアーツのコスト軽減に充てられない。また、《ギュウキ》などルリグトラッシュの色を参照するカードとは相性が悪い。アーツの色が重要なカードを使う際は、素直に《シャイニング・ソード》など、色を持ってコストが軽いアーツを使おう。
また《スリップ・ストップ》はアタックを封じるだけなので、シグニを除去できない。防御と除去を両立したい場合も、《アイス・アロー》など別のアーツを使おう。

シンプルゆえに使いやすく、それでいて堅実。
このカードの存在を知っていると、ルリグデッキの構築の幅が広がるだろう。

サンクトゥムタワー崩壊

色:無色
使用タイミング:アタックフェイズ
コスト:《無》×0

あなたの場に<ブルアカ>のシグニがある場合、対戦相手のルリグかシグニ1体を対象とし、ターン終了時まで、それは「【常】:アタックできない。」を得る。

収録:ブルーアーカイブ SELECTOR(WX25-CP1-036)

自分の場に<ブルアカ>のシグニがいると、ルリグかシグニ1体のアタックを封じられる。

上記の《スモーク・ストップ》と《スリップ・ストップ》を兼ね備えたアーツ。1枚でルリグ、シグニのどちらかを止められるので、状況に合った防御ができるのが強力だ。

ただ、場に<ブルアカ>のシグニがいないと使えない。<ブルアカ>のシグニは、特に白に場持ちが良いものが多いが、相手の除去次第では3体とも除去されてしまい、このアーツが腐ってしまうこともある。
あまり無いとは思うが、ゲーム全般にわたってシグニを除去されて、最後まで発動できないということにならないよう注意しよう。いつまでも使えないと、無色のアーツなのでウィッシュアーツのエナコスト軽減にも使えないため、他のリコレクト条件を阻害してしまう。使えそうな時は早めに使ってしまうといいだろう。

ブルアカ軸の【夢限】はもちろん、エナを節約したい各種ブルアカ系のデッキではよく採用される。【シャドウ】や《秤アツコ》がいる白や、パワー上昇ができる緑で使うのがオススメ。《早瀬ユウカ(体操服)》でパワーを上昇するのもいい。

「サンクトゥムタワー」は、キヴォトス(ブルアカの舞台)を管理する中枢部。
報道担当の女の子が現場で生放送をしているが、事故や事件が発生すると、例えどれだけ危険であっても報道はすぐに現場に駆けつけねばらない(筆者体験談)

虚妄のサンクトゥム攻略会議

色:無色
使用タイミング:アタックフェイズ
コスト:《無》×0

あなたのデッキの上からカードを4枚見る。その中から<ブルアカ>のシグニ1枚を場に出し、残りを好きな順番でデッキの一番下に置く。そのシグニの【出】能力は発動しない。

収録:ブルーアーカイブ SELECTOR(WX25-CP1-037)

デッキの上から4枚見て、<ブルアカ>のシグニ1体を場に出せる。
シグニがいないシグニゾーンに出すことで、相手のアタックを防ぐことができる。どのシグニを出せるかはデッキの上次第だが、レベル3以降に使うことでほぼ確実に守ることができる。相手のシグニよりパワーの高いシグニをその正面に出すことで、バトルでのバニッシュを防いで次のターンに運用することもできる。
《アビス・ノスタルジア》などの蘇生アーツ同様、自分のシグニゾーンが埋まっていたら使えない。【ランサー】やアタック時の除去のみで攻めてくるデッキには腐ってしまうので、それらを主な戦術にしたデッキと対戦する時は、使えるときに使ってしまおう。

エナコストが0と軽いこともあり、使い勝手はなかなか良い1枚だ。