色:赤青
使用タイミング:メインフェイズ
コスト:《赤》×1《青》×1

カードを3枚引く。その後、対戦相手のシグニ1体を対象とし、それのレベル1につき手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、それをバニッシュする。

収録:FORTH SELECTOR(WX24-P4-004)

効果解説

「FORTH SELECTOR」で登場した赤・青のアーツ。除去と手札補充が同時にできる、安定性の高い防御アーツだ。

カードを3枚引いた後、相手のシグニ1体を対象とし、そのレベルと同じ枚数の手札を捨てると、それをバニッシュできる。手札交換と除去を一手にこなせ、レベル3のシグニをバニッシュするために3枚捨てたとしても、先に3枚ドローしているので差し引きはゼロだ。レベル2以下のシグニをバニッシュすると、手札を増やしながら身を守れるのが嬉しい。

手札を増やすか、高レベルのシグニをバニッシュするかの、どちらを取るかがこのアーツのポイントになる。手札を増やすためには高レベルのシグニのバニッシュを諦めねばならず、逆に高レベルのシグニをバニッシュするには、手札増強を諦めないといけないのが難しい。
ドローしてからシグニを選ぶので、次のターンの攻めを考慮に入れ、どのカードを捨ててどのシグニをバニッシュするかを決められる。手札のカードなどで処理ができないシグニをバニッシュしておくと、次のターンがスムーズだろう。またバニッシュは任意なので、2エナで3枚ドローのアーツとして使っても良い。《サーバント #》がドローできた状況は、あえて捨てずにシグニアタックを受けるという動きも選択肢の中に入ってくる。

他にも、自分のターンのアタックフェイズに使うこともできる。前のめりに攻めるデッキで《フローズン・ギア》の「3枚捨てなければ」をケアするために使ったり、単純に相手のシグニを1体バニッシュするために使ってもよい。往年のピース《SONG OF WIXOSS》のような運用をねらってもいいだろう。

必ず3枚ドローするため、デッキが3枚以下だとリフレッシュしてしまい、ライフクロスが減る点には気をつけたい。《ダーク・マイアズマ》などでデッキが減らされる前に、早めに発動しておくといいだろう。青や赤をすんなり組み込める【チームアザエラ】や、【ディソナ】基盤のデッキでは使いやすい。

ドローとして使うか、高レベルのシグニをバニッシュするか選択肢が非常に多い。相手や状況によって使用タイミングや捨てる枚数を変えながら、スペックを最大限に発揮できる立ち回りを目指そう。