初代アニメ「selector」シリーズの登場人物・植村一衣がルリグになった姿。10周年企画「selector loth WIXOSS」で登場した。
センタールリグ
参式 一衣
センタールリグ《参式 一衣》は、<植物>のシグニの扱いに長けたルリグ。
常時能力では、【ガード】する際に手札から「ガード」アイコンを捨てる代わりに、エナから<植物>シグニ1枚をトラッシュに置くことができる。同一ターン中の回数制限もなく、タマの連続ルリグアタックも、エナの<植物>が尽きない限り全て防ぐことが可能。《サーバント #》の枚数が限られるディーセレにおいて、サーバントの悩みとお別れできるのは何よりも魅力的だ。ただ、「ガードができない」を持つルリグアタックには無力で、《コードハート リメンバ//メモリア》などのガード課税は受けるので、過信は禁物。それでもガードが担保されているのは言うまでもなく強力。
ゲーム1能力「本当の気持ち」は、お互いが全ての手札をエナゾーンに起き、自分はエナからシグニを1枚手札に加える能力。エナこそ与えてしまうが強烈な手札破壊が可能で、相手の戦略をガタガタにできる。緑ルリグながらハンデスができるのは非常に珍しく、ドローの手段が乏しい相手であれば、それだけで一気に主導権を握ることが可能だ。
ひとえも手札を失うが、発動前に必要なシグニを場に出しておけばよく、サーバントも常時能力で不要なのであまり影響はない。パートナーシグニ《羅植姫 ジャックビーンズ》などにつなげ、戦っていきたい。
<植物>のシグニはエナ加速が非常に得意で、《参式 一衣》のガードのコストや、《羅植姫 ジャックビーンズ》の除去に必要なエナコストを容易に稼いでくれる。《羅植姫 ジャックビーンズ》が攻防共にデッキの肝になるため、速やかに場に送り出せるよう、最大枚数まで採用したうえで、エナゾーンやデッキから確保するための手段を用意しておこう。
熾式 一衣
「fourth selector」で登場したレベル4ルリグ。更に防御に秀でた能力を持つ。
出現時能力ではエナチャージ3をしてから、エナゾーンからシグニを1枚手札に加える。エナチャージは《ジャックビーンズ》などで消費したエナを取り戻したり、後述の「本当の気持ち」に必要なエナを用意でき、非常に相性が良い。シグニの回収にも制限がなく、バニッシュされたりエナチャージでエナゾーンに置かれた中から、その場に必要なシグニを加えよう。
ゲーム1「本当の気持ち」はダメージのシャットアウト。次のターンにダメージを受ける際、緑1無色1エナを支払うことで無効にできる。【ダブルクラッシュ】もルリグのダメージも効果ダメージも無効にできるので、エナさえあれば無敵状態になれる。エナの消費量も非常に多く、《ジャックビーンズ》などでも消費するため、エナがあるからといって使い過ぎには気をつけよう。
総評
《讃型 緑姫》に続き、ディーセレで緑ルリグが環境トップとして君臨することとなった立役者。登場直後のディーヴァグランプリ2024SUMMERでは優勝するなど、緑子以上の活躍を見せた。その後も長く環境トップに居座り続け、一時代を築いている。
10周年企画「selector loth WIXOSS」では、一衣が緑(緑子の人間の姿)に抱いていた感情が、「友情」ではなく「恋愛感情」だったと明言された。それゆえ、ひとえの関連カードには緑子との関係性がこれでもかと込められている。
ルリグネームのの「参式」「弐式」は緑子の「三ノ娘」「二ノ娘」の漢数字を引用と考えられるし、ひとえが操る<植物>クラスはオールスターの緑子も得意としている。手札を全てエナに置くゲーム1能力「本当の気持ち」は、《讃型 緑姫》の持つ、エナから手札に戻す「ワナ」の逆である。
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