きゅるきゅる~んの幼女枠。ランドセルのようなものを背負っているが高校生。
センタールリグ
まほまほ☆さ〜ん
センタールリグの《まほまほ☆さ~ん》は、アタックフェイズ開始時に「相手のデッキを4枚落とすか、自分がトラッシュからシグニを1枚回収するか」のどちらかを行える。どちらを行うかは相手が選ぶという、きゅるきゅる~んらしい特徴を持つが、どちらも発動にコストは不要なため、ゲームが長引けば長引くほど、相手のデッキを削っていける。シグニ回収ではサーバント拾えるのが嬉しい。
ゲーム1では「1ハンデス・1エナ焼き・デッキ4枚落とし」のどれかを合わせて3回行う。どれを何回行うかは相手が選び制御が難しいが、他の手段でハンデスやエナ破壊をすることで、選択肢を狭めることも可能だ。相手依存ではあるが、3ハンデスや3エナ焼き、12枚落としの可能性を秘めた能力でもある。
まほまほ☆さんさんちくちく
「PRIMAL SELECTOR」に同梱された「DIVAルリグパック きゅるきゅる~ん☆&DXM」では、新たなセンタールリグ《まほまほ☆さんさんちくちく》が登場。デッキ破壊に全力を尽くした能力を持っている。
アタックフェイズ開始時に発動する自動能力では、相手が手札を2枚捨てなければ、8枚のデッキ破壊か、相手のライフクロスが0枚であればシグニ1体のパワーをマイナス10000できる。パートナーシグニの《羅原姫 Mランドセル》の自動能力も、パワーマイナスの値が8000になっている点を除けば同じだ。
デッキ破壊の量は8枚とかなり多く、単体で《ダーク・マイアズマ》に迫る枚数を落とせる。《羅原姫 Mランドセル》と並べれば16枚、24枚というとんでもない枚数になり、1ターンでリフレッシュにさせることも容易だ。相手が手札を2枚捨てれば何も起こらなくなるが、ノーコストの2ハンデスと捉えれば非常に大きく、こちらも《Mランドセル》と重複することから回避は容易ではない。2体の《Mランドセル》が複数ターンにわたって並べば、2回、3回のリフレッシュも不可能ではない。
また相手のライフクロスが0枚であれば、シグニのパワーマイナスも可能になる。デッキ破壊戦略の弱点だった、「相手のライフクロスが0枚の時にリフレッシュさせても無意味」という問題点を解決しており、デッキ破壊でライフクロスを0枚にした後は、速やかにトドメを刺しにいける。デッキ破壊と終盤のアタッカーを両立しており、デッキ構築の幅が広いのもうれしい。
ゲーム1能力の「永遠♡不滅☆宣言」では、発動ターンの終了時まで、相手の手札を全て裏向きでルリグゾーンに置かせる。まほまほや《Mランドセル》の自動能力・起動能力で捨てさせる手札を奪うことで、確実にデッキ破壊や除去を行えるようになる。当然《サーバント #》も消せるので、確実にルリグアタックが通るのもうれしい。ターン終了時に手札を戻してしまうので、発動ターン中に決着をつけるか、一気にデッキを削ろう。
過去にない規模の枚数のデッキ破壊をできるが、デッキ破壊に特化しすぎており、除去や蘇生などは苦手。まほまほも《Mランドセル》も相手に手札を捨てられると何もしなくなるので、青の要素でハンデスを行いつつデッキ破壊を行うか、打点とデッキ破壊を併用した構築にするなどの工夫が必要だ。《Mランドセル》のクラスが<原子>なので、豊富なサポートを受けられる点も見逃せない。
相手のデッキを一気に削っていく爽快感は唯一無二なので、それを活かした構築を目指そう。
アシストルリグ
アシストルリグは黒らしいパワーマイナスの能力を持つが、マキナやウリスら他の黒ルリグと比べて非常に癖が強く、使いにくさが目立つ。
きゅるきゅる〜んのチームアイコンを持つが、チームピース《永遠☆不滅 きゅるきゅる〜ん》がほとんどのピースを無効化できないため、メインデッキで《コードイート ハニートアイス》を使わない限りは、チーム構成を狙う理由はないのが残念。
使いにくさが目立つとはいえ、レベル2の《まほまほ☆どがーん》《まほまほ☆ずーん》は一定の除去が可能。また、毎ターン相手のデッキを4枚落とす《まほまほ☆ずどどーん》が、長期戦を狙うデッキであれば採用される。3〜4ターンくらい戦えれば1回のリフレッシュは狙えるだろう。
総評
デッキ破壊を得意とする黒ルリグはアルフォウや月ノ美兎など種類が多いが、まほまほはゲームが長引けば長引くほど、落とす枚数が増えていくのが特徴だ。黒ゆえの除去にこだわるばかりではなく、ハンデスやエナ破壊といった絡め手を使いながら戦うのが良いだろうか。
公式コミックス「TRY!!!」ではきゅるきゅる〜んの3人の熱い友情が垣間見られる。ファンならずとも必読の一冊なので、ぜひ手にとってほしい。アニメ版の声優は、ウィクロス公式アンバサダー(旧ウィクロスガールズ)の市原えりささんが担当。
【関連リンク】
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