チーム「うちゅうのはじまり」のリーダー。飛び級で大学に入学した天才少女。
センタールリグ
ガッツ Dr.タマゴ&ノンストップ Dr.タマゴ
センターは《ガッツ Dr.タマゴ》と《ノンストップ Dr.タマゴ》の2種類で、青らしいハンデスが得意なルリグ。《ガッツ Dr.タマゴ》はチーム特化、《ノンストップ Dr.タマゴ》は《ガッツ Dr.タマゴ》の能力を汎用的にした性能だが、どちらも「自身がアタックするとハンデス」が軸になっている。
《ノンストップ Dr.タマゴ》は自身のアタック時に、自身の下から1枚をルリグトラッシュに送るとランダムハンデスができる。ランダムハンデスが非常に嫌らしく、アシストルリグやライフバーストなどで回収したサーバントなどを捨てさせられる可能性があるため、相手にすると非常に厄介。ただ、能力の発動には下敷きが1枚必要になり、最大3回までしか使えない。ターン数が少ないディーセレとはいえ、タマゴは長期戦をねらうデッキなので、スペルなどでの追加のハンデスは欠かせない。
自動能力も長期戦向きで、相手の手札を捨てさせるとシグニ1体を凍結できる。ダウンこそできないが回数制限もなく、アタックを終えたシグニは基本的にダウン状態なので、ハンデスと合わせた足止めが可能だ。リムーブを強いて擬似的なハンデスにつなげたり、凍結シナジーで戦ったりできる。
登場は4弾と古いが、「凍結」「ハンデス」と青カードに関する能力が揃っており、後発のシグニと相性が良いケースが多い。捨てる手札を相手が選ぶことが多いディーセレにおいて、「ランダムハンデス」なのがやはり強力。ハンデスの結果がゲームを左右することも多いだろう。
《ガッツ Dr.タマゴ》は自身の下に5枚以上カードがあればアタック時に1ドロー、7枚以上あれば1ハンデスが可能になる。捨てる手札は相手が選ぶが、《ノンストップ Dr.タマゴ》と異なり回数制限が無いのが嬉しい。より長期戦を見据えるのであればこちらへのグロウもありか。
プロフェッサー 防衛者Dr.タマゴ
「DIVISIONS DIVA」では3種類目のセンタールリグ《プロフェッサー 防衛者Dr.タマゴ》が登場。LIONと同じく「防衛派」に所属し、守りに徹した長期戦を得意としている。
1ターンに1度、場の「防衛派」シグニ1体をダウンさせることで、相手の手札を1枚捨てさせるか、1枚ドローができる。防衛派はハンデスが得意だが、タマゴのこの能力を使えばさらにその長所を伸ばせる。【ゲート】上の《蒼魔姫 バン//THE DOOR》をダウンさせれば、バンの能力と合わせて2枚、隣の【ゲート】上の《羅星姫 ノヴァ//THE DOOR》がアタックすれば更に2枚と、強烈な手札破壊をお見舞いすることが可能だ。手札が足りない時やキーカードが無い時、ハンデスが不要な時はドローをすれば無駄がない。
パートナーシグニ《羅星姫 コスチュム//THE DOOR》は、【ゲート】上にいればアタックフェイズ開始時に、相手シグニ1体をデッキの一番下に置ける。他に【ゲート】上に置きたいシグニも少なくないが、確定で除去できるのは魅力。手札破壊などと織り交ぜながら、相手のリソースをズタズタにしていこう。
【ゲート】を2箇所に置きたいためピース《ひらけ!ゲート!》は必須だが、リミットを8にする必要性が薄いため、アーツ登場後はアーツとピースを併用した構築も人気に。《ネオバロック・ディフェンス》《ドント・ムーブ・オン》など安定感の高い防御手段を得て、その守りに磨きがかかった。
アシストルリグ
アシストルリグはレベル2の《タマゴ=ジェットスティック》がグロウコスト0で1面ダウン、1エナで2ドローと使いやすい。レベル1も除去の《タマゴ=ビーティング》か2ドローの《タマゴ=ダブルストローク》がおり、軽量青アシストとして人気が高い。
レベル2ではメインフェイズのみにグロウできる《タマゴ=シンバルロール》にも注目。2ドローして相手の手札を見る能力と、自分の手札を1枚捨てればピーピングハンデスが可能だ。早々にリミットを上げたいデッキではおすすめ。
総評
どのルリグもコントロール性能に非常に長けた、まさに青ルリグらしい青ルリグ。攻撃力は非常に低いため、相手の手札をじわじわと減らしながら、ゲームの流れをじっくりと支配していきたい。
チーム「うちゅうのはじまり」に所属しており、同僚のバン、ノヴァのアシストルリグの使い勝手が良いことから、純粋なチーム構成で構築するメリットが大きなルリグでもある。スペルの《RANDOM BAD》がランダムハンデスになったり、チーム限定シグニの《羅星 T・シンバル》を使えるようになるなど、タマゴならではの戦略をしっかり持っているのもうれしい。
【関連リンク】
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