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  3. 夢限〜元祖両面ルリグ

「Conflated」のラスボスルリグ。ディーセレ唯一の無色ルリグで、レベル3《夢限-Q-》は、裏面に《夢限-A-》が印刷された、これまたディーセレ唯一の両面ルリグだ。レベル3へは《夢限-Q-》にグロウし、その能力で《夢限-A-》に裏返る形になっている。

センタールリグ(表面)

夢限-Q-

無色は色を持たないため、「場に3色のルリグがいる」ピースの発動条件を満たすことができない。ドリームチームピースのほとんどがその条件を持つため、ドリームチームピース抜きでルリグデッキを構築することになる。それでも《ホワイトヘブン》《DEATH DECK》などの2色ピースや、《スーパー・ヘルエスタセイバー》《蒼黒GAIA》など優秀なピースは多いので、あまり懸念するほとではない。

レベル3の表面《夢限-Q-》は、自分のグロウフェイズ開始時に自分のリミットを1増やす。その時、自分のリミットが9以上になると、手札、エナゾーン、トラッシュのカードを全てデッキに戻し、このカード以外のルリグデッキと場にあるカードを除外し、《夢限-Aー》に裏返る。裏になる際は、場のシグニ、ルリグデッキのカード、アシストルリグ、《夢限-Q-》の下敷きが除外され、《夢限-A-》1枚のみとなる。そのため《Can’t Stop Pretty!》などのエクシードピースは、《夢限-A-》になる前に使い切っておこう。《夢限-Q-》の初期リミットは5で、左右のアシストルリグでプラス2されることから、最速で2ターン後には裏になる。

また、《夢限-Q-》にグロウした際には、無色のシグニ1枚と無色以外のシグニ1枚をトラッシュから手札に加えられる。サーバントと何かしらのシグニを回収できる、手堅い能力だ。

センタールリグ(裏面)

夢限-A-

裏面の《夢限-A-》になった時、5ドローして【エナチャージ5】ができる。裏返る際に手札もエナも場も空っぽになるが、そのリソースを一気に取り返せる。《夢限-A-》のリミットは9なので、レベル3ばかり引き込んでも問題ないが、何が引けるかは不確定なのがネック。
起動能力は無色1エナで、相手の場のシグニを1枚除外できる。どんなシグニでも問答無用で除去できるが、《コードハート リメンバ//メモリア》にはコストを追加され、《聖天姫 エクシア》を誘発させるなど、防がれる手段は多い。それでも毎ターン1面除去ができるのは強力だ。

長期戦が想定されることから、やはり白の要素は組み込みたい。《聖天姫 エクシア》などで耐え、《夢限-A-》になるのを待ち、除去で勝ち切る戦術になるだろうか。ハンデスで相手のリソースを奪い、擬似的な防御につなげるために青の要素を採用したり、逆にある程度攻めながら戦うために黒を入れたりと、白プラスもう一色、が最もシンプルだろう。《夢限-Q-》の少ないリミットを補う《ゆかゆか☆ぴ〜ひゃら》などは使い勝手が良い。

《夢限-A-》になる際に不要なカードをデッキに戻さないために、《ドライ=厄姫パンドラ》であらかじめ除外しておく、黒緑の毒牙構成も面白い。構築のバリエーションは非常に広いので、色々と試してみたいところ。
どんな構築にするにせよ、ルリグの能力が無力化される《共宴の巫女 リメンバ・ディナー》は最大の天敵。《コードハート リメンバ//メモリア》ももちろん苦手。

総評

アシストルリグは未登場。
夢限はキーセレクションで初登場したルリグで、その際も《夢限-P-》《夢限-E-》の両面ルリグだった。後に「レベル0」のシグニが出るなど、かなり独特な挙動をする唯一無二のルリグ。

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