カーニバル〜レベル５の力を見せつけよう！

デッキの特徴：トラッシュ利用、レベル５戦術
プレイの難易度：普通
主な収録パック：構築済みデッキ「デュアルブラスト」「５５５円デッキ」・フルスクラッチなど

どんなデッキ？
作中ボスのルリグ。自分のデッキのカードを能動的にトラッシュに置く「トラッシュ肥やし」を得意とする黒ルリグで、トラッシュの枚数が増えれば増えるほど強力になるカードを多く持つ。使うシグニのクラスは武勇で、「夏候惇」や「半蔵」などといった偉人たちがルリグになっている。
「トラッシュを増やして攻める」というシンプルな戦術だが、デッキやトラッシュの枚数に気を配りながら戦う必要がある。考えなしにトラッシュを増やすと、欲しいカードがトラッシュに落ちたり、リフレッシュしてトラッシュがなくなってしまったりと、自分の首を絞めることになるので注意。その分、トラッシュが２５枚以上あるとパワーが１５０００になる＜シバイ＞など、強力なカードが揃っている。
レベル５で戦うことが多いルリグでもある。その＜†ＭＡＩＳ†＞は、相手のマルチエナを無効にしたり、宣言したシグニ１体を「サーバントＺＥＲＯ」に変えたりできる。リミットが１２なので、レベル４シグニを３体並べることもできる。他にも、レベル４の＜†Ｑ†＞がキーカードを２枚場に出せる能力を持つなど、色々と規格外なルリグ。「俺は特別なのさ」の言葉通り、オンリーワンなバトルを楽しめる。

代表的なカード
＜シバイ＞＜カコウトン＞が主力になる。どちらもアタック時に相手のシグニのパワーを下げることができるが、性質は微妙に異なる。＜シバイ＞は自分のトラッシュの枚数応じて、自身のパワーとアタック時にマイナスできる数値が上昇。２５枚で１５０００にとなるが、１５枚でも１３０００なので、ゲームを通して活躍してくれる。＜カコウトン＞のマイナス値は最大で８０００とやや見劣りするが、武勇シグニが蘇生されるとシグニのパワーをマイナス３０００できる。＜バッド・チョイス＞と相性が良く、攻防両面で役に立つ。
目を引くのがスペル＜メイル・ストリーム＞だ。トラッシュの武勇シグニを全てデッキに戻し、１５枚以上戻した場合は、ライフを１点回復する。防御としてももちろんだが、デッキの枚数を大幅に増やせるため、＜応諾の鍵主　ウムル＞（ウムルキー）に必要なデッキ枚数を確保できるのも優秀。

構築のポイント
レベル５で戦うのが主流のカーニバル。＜シバイ＞＜カコウトン＞に加え＜ブラックホール＞や＜ファイトラ＞など、強力なライフバーストを持つアタッカーをこれでもかと加えたデッキが人気だ。減った手札は＜焚発する知識＞で補充し、切れ目なく攻めていきたい。
レベル４の＜†Ｑ†＞が持つコイン技「ジョーカー」を使えば、＜ウムルキー＞の発動に必要な黒３エナを踏み倒すことができる。＜ウムルキー＞はエクシード２でシグニ２体にマイナス１８０００を振り撒きつつ、トラッシュを一気に９枚肥やせるハイスペックなキーカード。相手の攻撃を防ぎつつトラッシュを増やし、＜シバイ＞で攻めるという立ち回りを意識しよう。「＜ウムルキー＞に必要な９枚がデッキにない」「トラッシュが少なくて、＜シバイ＞のパワーが上がらない」という悲劇を起こさないよう、トラッシュやデッキの枚数には特に気を配っておこう。

対カーニバル
＜†ＭＡＩＳ†＞の持つ「マルチエナ無効」「サーバントＺＥＲＯ化」の２種類が厄介。「マルチエナ無効」の影響力は大きく、デッキによっては＜ゆきめキー＞＜はなみどキー＞などのエナコストが払えなくなることも。白や赤、緑のカードを採用しておくか、＜†ＭＡＩＳ†＞にグロウされる前に発動しておくことを忘れないようにしたい。
「サーバントＺＥＲＯ化」では、グズ子の＜モリアーティ＞やウリスの＜アン＝ミラ＞など、１枚のシグニに頼るデッキが被害を受ける。複数の攻め手を事前に用意しておき、その戦い方を考えておきたいところ。クラフトで増えるアーツ＜落華流粋＞にも注意。
強力なライフバーストが多く、＜ウムルキー＞での防御性能も高いが、そのほとんどがパワーマイナスやバニッシュによるもの。他の黒ルリグと同様、高いパワーラインのシグニを用意したり、耐性を付与するなどして戦っていけば大丈夫だ。

【関連リンク】
・カーニバル（キーセレ）の入賞デッキ一覧
・キーセレクション全ルリグ解説
・「#まいにちキーセレ」企画トップ
・〜めくりあい、宇宙〜（Youtube・週刊エモ太郎さん）