「History of DIVA」の公開を始めます
2020年12月にウィクロスに導入された新しいフォーマット「ディーヴァセレクション」。
「対戦時間を短く、派手さが伝わりやすいウィクロス」をコンセプトのひとつに、従来のオールスターやキーセレクションのコンセプトから一新。ピースやアシストルリグといった新要素はもちろん、カードデザインも一新した「全く新しいウィクロス」として登場したフォーマットだ。
それから約2年をかけて、オールスター・キーセレクションに登場した50人以上のルリグがセンタールリグとして登場。世界大会「夢限少女杯」の毎年の開催や、その予選大会として位置づけられるようになった「ディーヴァグランプリ」など、ディーヴァセレクションはウィクロスの主力フォーマットとして定着した。
シリーズ10周年となった2024年には、従来の基幹システム「アーツ」が復活。10周年プロジェクト「selector loth WIXOSS」ではウェブ漫画や小説で、初期アニメ「selector infected WIXOSS」の続編が展開。「るう子」「あきら」といった「セレクター」たちもルリグとして参戦し、カードゲームとしてもコンテンツとしても、成熟した盛り上がりを見せた。

デッキまとめサイト「WIXOSSBOX」も、ウィクロスと共に歩み続けた。2018年6月に誕生したこのサイトは、2028年に節目の10周年を迎える。
それを見据えて2026年6月の8周年から、ディーヴァセレクションの歴史を書き記した読み物「ディーセレ史~History of DIVA」を掲載する。
2026年現在、全16章を執筆しており、順次ページの形で公開していく予定だ。
本稿は2024年秋ごろから、筆者の文章力維持・強化のために趣味的に執筆したものだ。拡張パックの発売に沿いながら、登場したカード、メタゲームや活躍したデッキ、イベントや人々の出来事、社会情勢など、様々な内容をピックアップしながら書いていく。
メタゲームの分布はWIXOSSBOXに掲載されたデッキに基づいており、サンプルデッキや入賞数は、過去の大会結果や「WIXOSSBOXデータベース」の数値を参考にした。
ただ、歴史は一つの視点からのみしか見ることができない。書き手の主観も多分に含んでいるだろう。可能な限りフラットな描写を心掛けたが、あくまで私が見た歴史である。そのため、読む人によっては私と異なる理解を持つ方もいるはずだ。
もし何か感じたことがあれば、読んだあなた自身の手で、当時の記憶や環境を、各々の媒体で追記していただければ嬉しい。歴史はたった一つだが、数多くの書き手が歴史を語ることにも、必ず意味はある。
明らかな間違いや誤字脱字などがあれば、お問い合わせページから気軽に連絡していただきたい。
「読むこと」を残したい
YouTubeのシェアの拡大やショート動画の浸透もあり、文章を読む習慣は、人々からどんどん失われている。
そんな時代だが、本稿はすべて、文章のみで公開していく。
カードゲームは文章で遊ぶ趣味だ。
カードの効果の処理や、対戦におけるプレイヤーどうしのコミュニケーション、そしてブログやnoteなどの読み物……。カードゲームを楽しむ者は、文章を楽しむ者でもある。ことウィクロスは、ブログやnoteなど「書く」文化が盛んなタイトルだ。大会での入賞実績がほとんど無い筆者が、今の立場を許されているのは、ここがウィクロスだからであることは非常に大きい。
だからこそ私は、「書くこと」そして「読むこと」を残したい。
文章に生かされ、書き続けるプレイヤーの一人として、こんな時代だからこそ、強く強く願う。
第1章を公開する2026年6月には生成AIが発達し、長い文章はAIの手で要約されるだけでなく、AIによってそれに基づいた動画や音声すらも作られるようになった。もちろん、AIが文章を書くことだってできる。この連載が進むに連れて、技術はどんどん発達していくだろう。私たちには、どんな未来が待っているのだろうか。
本稿は非常に長い読み物だ。拙い表現も多く、読むには骨が折れるかもしれない。
それでもどうか、読むということを楽しんでほしい。
この文章がいつかの未来に届くよう、たくさんの自己満足と少しの貢献を込めて。
2026年6月
WIXOSSBOX管理人 からばこ

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