「合成音声ソフト」から「WIXOSS(ウィクロス)」に興味を持ってくださった方、ようこそ!
このページでは、ウィクロスとしての「GUMI」「結月ゆかり」「琴葉茜・琴葉葵」「ずんだもん」の特徴や魅力を解説したり、ウィクロスそのものの面白いポイント、これからウィクロスを楽しく遊んでいくための便利な情報などをまとめています。ぜひご覧ください。

ウィクロスのカード・基本ルールは、タカラトミーのコラボページの下部にある、「カード・基本ルールについて」をご覧ください。「ルリグ」「アーツ」「シグニ」「スペル」の簡単な紹介、初心者ガイドなどがございます。
初心者ガイドの「対戦ルールを詳しく知りたい!」の項目にある動画をご覧いただくか、「動画の要点はこちら」を一読しておけばバッチリです。
1:はじめに
今回登場する5人の合成音声ソフトのキャラクターたちは、ウィクロスのルール上では、ウィクロスのキャラクターとして扱います。「GUMI」は「タウィル」、「結月ゆかり」は「ウムル」、「琴葉茜・琴葉葵」は「タマ」、「ずんだもん」は「アト」です。
他社のカードで恐縮ですが、「マジック・ザ・ギャザリングの初音ミクコラボ」に近い位置づけで、ウィクロスプレイヤーからすると「タウィルやウムルのイラスト違いとして、GUMIやゆかりさんがやってきた!」という、びっくり嬉しいニュースです。私もハチさん(米津玄師さん)の「マトリョシカ」を高校生の頃に聞いていたので、まさかウィクロスとコラボするとはと、今も驚いています。
今回登場するカードは、ウィクロスの「ディーヴァセレクション(ディーセレ)」向けのカードです。
ウィクロスにはフォーマットが3つあり、現在主流なのが今回の「ディーヴァセレクション」です。2020年冬に追加されたフォーマットで、以前ウィクロスを遊んでいた方は、「オールスター」「キーセレクション」に触れていたことになります。
ディーセレとカードパワーは異なりますが、基本的な遊び方は同じ。この記事はディーセレを前提に書いていきます。
2:それぞれのキャラクター(ルリグ)の特徴
ウィクロスのルリグには、それぞれ得意とするシグニの「クラス(種族)」があります。
「クラス」とは、シグニが所属する種族のこと。「古代兵器」「天使」「悪魔」などなど、そのシグニのモチーフになった分類です。
GUMIは「天使」、琴葉姉妹は「ウェポン」、ゆかりさんは「古代兵器」のシグニの扱いに長けており、そのクラスに関する能力を持っています(ずんだもんはちょっと特殊です)。なのでデッキを組む際には、そのシグニを多く入れることになります。シグニのカードを集める時には、自分が好きなキャラクターが得意とするクラスに注目していきましょう。
また、カードにはそれぞれ「色」があります。「白、赤、青、緑、黒」の5色と、「無色」です。
GUMIが白、琴葉姉妹が赤、ゆかりさんが黒、ずんだもんが緑です。青は合成音声ソフトキャラクターにはいません。
それぞれの色に特徴があるので、それにも触れていきます。
GUMI(タウィル)

GUMI(タウィル)は、「天使」クラスのシグニの扱いが得意な、白のルリグです。
白のカードの特徴は主に「防御が得意」「相手のカードを手札に戻す」「デッキからカードを加える」です。
相手の攻撃から身を守りながらちょっとずつ攻めていく、長期戦向けの戦術が得意な色ですね。

パートナーシグニ(特定の名前のルリグが場にいると使える能力を持つシグニ)の《聖天姫 ムンカルン》は、<天使>のシグニが場から離れると、後続の<天使>シグニを場に出せます。相手にシグニを除去されても、続くシグニが出てくるので、ライフクロスを守れます。
また、自分の<天使>のシグニのパワー(シグニの左下の数値)を上昇させる能力も多いです。ウィクロスには「相手のパワー●●以下のシグニをバニッシュする」など、パワーを参照したカードが多いです。その範囲から逃れることで、結果的にライフクロスを守れる、という具合です。
守ってばかりでは勝てません。なので、《GUMI レベル3》の起動能力を使っていきます。
使い終わってトラッシュに置かれた<天使>シグニをデッキの下に置いて、相手のシグニを手札に戻し、そこから相手のライフクロスを狙います。
相手のシグニを除去するだけでなく、一度トラッシュに置かれた<天使>シグニをデッキに戻すので、再利用にもつながります。
<天使>シグニには、「デッキの上から●枚を見て、1枚加えて、残りは下に置く」という能力を持ったカードもたくさんあるので、《GUMI レベル3》の起動能力でデッキの下に置いたカードも、数ターン後にドローできます。
総じて、GUMIはじっくりどっしりゆっくり戦う、長期戦向けのデッキになります。
「防御が得意なシグニを並べて、《GUMI レベル3》の能力で除去して、そこを攻める」シンプルな戦略。今回の4ルリグの中では、最も簡単だと思います。
<天使>のシグニは「PRIMAL SELECTOR」以前もたくさん登場しているので、色々なカードを試せるのもいいですね。
琴葉茜・琴葉葵(タマ)

琴葉茜・琴葉葵は「ウェポン」クラスのシグニの扱いが得意な、赤のルリグです。
赤のカードの特徴は主に「バニッシュ」「ライフクロスを効果でクラッシュ」「相手に直接ダメージを与える」「相手のエナゾーンのカードをトラッシュに置く」などです。
非常に攻撃的な能力が揃っており、ガンガン攻める、アグレッシブな戦略が好きな人にオススメです。
琴葉姉妹としても登場する赤ルリグの「タマ」は、「クロス」「ヘブン」という独自の能力を持ちます。
特定のシグニを隣同士に並べて「クロス状態」にして、「クロス状態」のシグニがアタックし、どちらもダウン状態であれば「ヘブン」する、という仕組みです。シグニで2人1組、時には3人1組を作って戦っていく、双子の姉妹の茜・葵にぴったりなデザインですね。

パートナーシグニの《轟中砲 へッケラ》は、ヘブンすると相手に直接ダメージを与える強力な能力を持ちます。
相手にダメージを与えると、ライフクロスを1枚クラッシュできます。ライフクロスが0枚の相手にダメージを与えると、そのまま勝利です。このシグニを毎ターン場に出して、相手のライフクロスを攻め立てていきましょう。
そう簡単に「クロス」「ヘブン」の2枚1組が揃わないのでは?と思うかもしれませんが、そこは《琴葉茜&琴葉葵 レベル3》でバッチリフォロー。<ウェポン>のシグニが場に出ると、トラッシュから「クロス」を持ったシグニを場に出せます。
「手札から<ウェポン>を場に出す→それに記載された『クロス』シグニをトラッシュから場に出す→クロス状態達成!」を狙うのが目標です。
クロス&ヘブンは「PRIMAL SELECTOR」でディーセレに初登場した能力です。
デッキに必要なほとんどのカードが「PRIMAL SELECTOR」に収録されているので、集めやすいのが嬉しいですね。
結月ゆかり(ウムル)

結月ゆかりは「古代兵器」クラスのシグニの扱いが得意な、黒のルリグです。
黒のカードの特徴は主に「シグニのパワーをマイナスする」「トラッシュから場に出す、手札に加える」「相手のデッキをトラッシュに置く」などです。
ウィクロスでは、パワーが0になったシグニはバニッシュされます。これを軸に攻めながら、自分のトラッシュのカードを利用して戦う、ちょっとテクニカルな戦略です。

ゆかりさんの操る「古代兵器」のシグニは、「自分のデッキの上からカードをトラッシュに置く」「トラッシュに置かれた時に場に出る」「トラッシュからカードを場に出す」など、役割が様々あります。それらのカードを上手に使って戦うので、デッキの構築が大切です。
パートナーシグニの《コードアンティーク パルテノ》は、このターントラッシュからシグニが場に出ていると、アタックした時にパワーマイナスができます。《パルテノ》がアタックした時に正面のシグニのパワーを0にし、それがバニッシュされると、《パルテノ》のアタックは相手のライフクロスをクラッシュできるので、それを軸に戦います。《パルテノ》の出現時能力や、レベル1シグニ《コードアンチ サルコファガス》などで、条件を達成しましょう。
マイナスの値はやや小さいですが、重ねがけすることで、パワー10000や12000のシグニもバニッシュできるようになります。難しければ、《結月ゆかり レベル3》の起動能力でバニッシュするといいですね。
デッキからトラッシュ、トラッシュから場など、シグニが色々な領域を飛び交う、テクニカルなデッキです。
ちょっぴり上級者向けですが、カードを動かす楽しみは(個人的にも)ナンバーワン!
ちなみに「PRIMAL SELECTOR」にはもう1人、「ヤミノ」という黒ルリグが収録されています。
ヤミノは「怪異」のシグニが得意で、「PRIMAL SELECTOR」には怪異シグニも入っています。ゆかりさんデッキにはあまり採用されないので、カードを選ぶ際は要チェックです。(ヤミノデッキも個性的で面白いですよ)
ずんだもん(アト)

ずんだもんは緑のルリグです。
得意なクラスを持たず、場にあるシグニのクラスがバラバラであることが求められる、変わったルリグです。
緑のカードの特徴は主に「自分のシグニのパワーをアップする」「エナを増やす」「ランサー(バトルで相手のシグニをバニッシュすると、ライフクロスも一緒にクラッシュする貫通能力)」です。
パワフルでダイナミックな戦略が好きな方にオススメです。

《ずんだもん レベル3》は、自分の場のシグニのクラスが全て異なると【エナチャージ2】ができます。増やしたエナを使って強力なアーツを使ったり、シグニの能力を発動させていくイメージです。
パートナーシグニの《コードラビリンス タビノトビラ》は、相手のシグニのクラスすらも書き換えてしまいます。他にも「クラスが異なる時」に関する能力を持ったシグニが多く揃っており、条件が難しい分、得られるリターンも大きくなっています。
ずんだもんはデッキ構築に腕が求められ、その分多種多様な戦略を楽しめるルリグ、という印象です。
「PRIMAL SELECTOR」以前に登場したカードからも、緑のシグニはもちろん、それ以外の色のシグニにも、きっと相性が良いカードがあるはずです。
カードを探す楽しみ、デッキを作る楽しみは、4ルリグの中ではトップクラスと言えるでしょう。
ルリグの特徴まとめ
GUMI(白):防御が得意でゆっくり戦う
琴葉姉妹(赤):攻撃的にガンガン攻める
結月ゆかり(黒):トラッシュを起点にテクニカルに戦う
ずんだもん(緑):クラスを活かしてダイナミックに攻める
という印象です。
ご自身の好きなキャラクターでデッキを組むのが一番ですが、どれも好きで迷う方や、カードゲーム経験者の方は、自分がやってみたい戦略でルリグを選ぶのも一興です。もちろん、「VOICE ACROSS スペシャルパック」に入っていたルリグで始めるのも、運命的で楽しいですよ。
ここには無い青のルリグは、「相手の手札を捨てさせる」「ルリグやシグニの凍結(攻撃封じ)」「スペル活用」が得意です。「PRIMAL SELECTOR」は「ミルルン」というルリグが該当するので、こちらもお試しあれ。
3:カードの集め方
ルリグは「VOICE ACROSS スペシャルパック」に入っています。パックの入手法はコラボページにありますので、そちらをご参照ください。ここではシグニやアーツなど、デッキを作るためのカードの集め方を紹介します。
ブースターパックを買う

ブースターパック「PRIMAL SELECTOR」を買いましょう。
1パック8枚入り。合成音声ソフトのキャラクターのデッキと相性が良いシグニやアーツがたくさん入っています。
どのカードが入っているかは運次第ですが、光っていないコモン・レアのカードは、体感1〜2BOX買えば揃う印象です。
光っているカードは1BOXに数枚入っていますが、なかなか揃いません。たくさん開けるか、後述の「カードショップで買う」がおすすめです。友人と一緒に買って、お互いに必要なカードを交換して集めるのも楽しいですよ。

お試しでウィクロスを遊んでみたい方は、構築済みデッキを購入するのもありです。
合成音声ソフトのキャラクターとルリグは異なりますが、ウィクロスで遊ぶならまずはここからのアイテムです。
相性の良いアーツも多く収録されているので、好きなキャラクターと同じ色のルリグのデッキを買うと良いでしょう。
カードショップや通販サイトで買う
とはいっても、狙ったカードが揃うとは限りません。カードゲームとは古来よりそういうものです。
ブースターパックだけで狙ったカードを揃えるのは大変です。なので揃わなかったカードは、カードショップや通販を利用して、単品で買うといいでしょう。
ただ、ウィクロスはポケモンカードや遊戯王のように、どのカードショップも扱いがあるわけではありません。ご自身がお住まいのエリアにカードショップが無い、またはウィクロスが売っていなければ、通販サイトを活用するのがオススメです。
遊々亭、BIGWEB、カードショップおうちなど、ウィクロスを扱うカードショップがあるので、必要なカードを必要な分だけ買って、デッキを作るのがおすすめです。
カードの値段には差があります。レアリティや当たりやすさもありますが、強力や人気なカードは高くなる傾向があります。
お財布の事情は人それぞれあり、物価高の世の中ですから、お買い物は計画的に。
あくまで個人的な意見ですが、「楽しい!もっと遊びたい!」と感じたら、高いカードでも思い切って買ってしまうのがオススメです。
心から湧き上がった情熱、衝動に従ったほうが、結果的に楽しい時間が長く続きますよ。
友人や仲間とトレードする
カードショップなどで友人や仲間ができたら、トレードして集めるのも手です。
ディーヴァセレクションは4年以上続いているので、「PRIMAL SELECTOR」以前の古いカードは、手に入れるのが難しいこともあります。
先輩プレイヤーさんが余らせていれば、お願いしてみるのも一つです。もちろん礼節は大事です。トレーディングカードはDCG(デジタルカードゲーム)と異なり、質量を持ったカードを用いた遊びです。とりかえっこも醍醐味の一つですね。
その他のアイテムについて

カードを保護する「スリーブ」と、デッキやカードを入れる「デッキケース(ストレージボックス)」はあると便利です。特に「スリーブ」はバトルの際に必須ですので、何か1つ買っておくと良いでしょう。
ウィクロスは「スタンダードサイズ(ヨコ63mm×タテ88mm)」のカードです。それが入るスリーブを選んでくださいね。
写真は一例です。値段や質は商品によって変わるので、お好きなものを選んでください。
4:ウィクロス、ここが楽しい!
さて、せっかくなので「ウィクロスのここが楽しい!」という話をしましょう。
先日の仲間たちとの飲み会で色々聞いてみました。
「再現性」が高い
いきなり小難しい言葉で恐縮ですが、「再現性が高いカードゲーム」という意見がたくさんありました。
要するに「やりたいことができる!」カードゲームです。詳しく見ていきましょう。
私も色々なカードゲームを遊んだり触れたりしましたが、総じてウィクロスはスローテンポなゲームです。
7枚あるライフクロスが1ターンで0枚になることはまずありません。ですので、ほぼ確実にレベル3ルリグにグロウできます。
レベル3にグロウして、相棒のルリグやシグニと一緒に、相手のルリグやシグニとしっかり戦えるカードゲームです。いいですね。

また、ルリグデッキのアーツがいつでも使えるのも大きいです。なので、自分のデッキに詰め込んだ自分の「やりたいこと」は、バトルの中でほとんど実現できます。要するに「何もできずに負けた」「わけのわからないうちに負けた」ということはまずありません。
相手ターンに能動的に取れるアクションが「ディフェンスステップのアーツ使用」がほとんどを占めるのも大きいです。「自分はこう攻める、君はどう守る?」「私はこう守って、こう反撃する。あなたはどうする?」を繰り返しながら戦っていきます。
もちろん、「相手の手札やエナを奪って、何もかもを封じる戦略」もあれば、「アーツを多用して相手のライフクロスを一気にクラッシュし、速攻を仕掛ける」デッキもあります。ありはしますが、相手としてもカードをうまく使って抵抗・反撃したり、ライフバーストやドローで逆転を祈ったりと、一定の駆け引きが存在します。
お互いの「やりたいこと」がぶつかり合う、濃密なカードゲームです。
デッキ構築やプレイングが試合を大きく分ける

ウィクロスは「デッキ切れによる敗北」がありません。メインデッキがなくなると、トラッシュのカードを再びメインデッキにしてバトルを続けます(ペナルティとしてライフクロスを1枚失います)。
なので、バトル中にデッキのほとんどのカードに触れることができます。特に、ドローが豊富な白や青のデッキはそれが顕著。「1枚だけ入れたとっておきのカード」が輝くことも少なくなく、デッキ構築が試合に大きな影響を与えます。
もちろん試合中の判断も、ゲームを大きく左右します。
カードや能力を使う順番、どのカードで何をするか、相手のシグニをバトルでバニッシュするか否か、アーツを使うかどうかなどなど……。たくさんの選択肢から1つひとつ選びながら、勝利を目指す、奥深いゲーム性も魅力です。「あそこでああすれば勝ってたのか!」と試合後に気づき、「もう1回!」とハマっていく人もたくさんいます。
ウィクロスをプレイする人のことを「セレクター」と呼びますが、翻訳すれば文字通り「選択者」。そのひとつの選択が、勝敗を分けていくのです。
ウィクロスは「美少女でガチなTCG」という謳い文句で生まれたカードゲーム。それだけあって、ゲーム性に夢中になるプレイヤーがたくさんいます。
運と逆転の余地もある!

実力ばかりで、上級者には勝てないんじゃないかと心配になる方もいるかもしれません。
ウィクロスのディーヴァセレクションは、「ライフバースト(カードの一番下の六角形のマーク)」が試合を大きく左右します。1枚のライフバーストで形勢がひっくり返り、大逆転が起こることも数知れず。逆転勝利に喜び、逆転勝利に天を仰ぐ。これもまた醍醐味です。
またディーヴァセレクションの特徴として、「メインデッキの中を見て、カードを直接選んで手札に加える」能力を持つカードが、皆無であることが挙げられます。4年の歴史の中で(確か)1枚しか登場しておらず、ドローフェイズの2枚ドローが、かなり大切です。
再現性が高いとはいえ、必ず100%の動きができるわけではないのも魅力です。運の余地の中に逆転があったり、極限まで運に左右されないよう尽力したり……。この絶妙な塩梅が、プレイヤーを魅了してなりません。
プレイヤーが初心者に優しい

日本国内に数多くあるTCGの中で、ウィクロスは比較的マイナー寄りなタイトルです。
プレイ人口もさほど多くない小さなコミュニティなので、新しい人がやってくると、「ようこそ!!!」と大歓迎します。
デッキを組んでバトルに少し慣れたら、勇気を出して、店舗イベント「ウィクロスパーティー」や、ユーザー主催のイベント「白窓の部屋」に、ぜひ飛び込んでみてください。「ずんだもんからウィクロスを始めたので、ルールやカードに自信が無いかもしれません」と伝えておけば、それを前提としたうえで楽しく対戦できるはずです。初心者向けティーチングを開催している「白窓の部屋」もあるので、そこに行くのも手です。
ウィクロスを楽しむ仲間とはいえ、イベントでは初対面の人間同士のコミュニケーションが発生します。面と向かってやり取りをしながら遊ぶカードゲームだからこそ、礼儀や礼節は大切です。ちょっとの勇気とデッキを手に、ぜひイベントに遊びに来てくださいね。
(「ウィクロスセレモニー」や「ディーヴァグランプリ」の本戦は、勝利を目指すガチ大会なので、もっと慣れてから行きましょう。ディーヴァグランプリにはサイドイベントもあるので、そちらは初心者の方にもオススメです)
プレイヤー発の情報発信が非常に多い
ウィクロスは「ものづくり」に熱量を持つプレイヤーが多いカードゲームです。
公式サイトを筆頭に、noteやブログ、ウェブサイトなど、ユーザー有志による情報発信が非常に多く、始めるのに役に立つ情報が豊富です。
特に公式サイトの「ウィクロスアカデミー」や、通販サイト「遊々亭」では、強いプレイヤーによる実戦的な記事が発信されていますので、困ったらここの記事を参考にするといいでしょう。その他にも色々あるので、noteなどで探してみてください。
合成音声ソフトのキャラクターコラボですが、文字での発信がほとんどなこともあり、有志によるウィクロス動画はあまりありません。
合成音声ソフトを使って動画を作っていらっしゃる方が、ウィクロスの動画を作っていただければ、とてもありがたいです。
ちなみに弊サイト「WIXOSSBOX」も、1人のユーザーの手で運営されている、有志によるウェブサイトです。
主に競技性の強い大会「ウィクロスセレモニー」で優勝・入賞したデッキを、可能な限り掲載しています。
記事についても「全ルリグ紹介」「全アーツ紹介」など、初心者〜中級者に向けたコンテンツを多くまとめています。
デッキ構築や読み物などにお役立てください。
5:おわりに
非常に長くなりました。
GUMIや琴葉姉妹、ゆかりさんやずんだもんをきっかけに、一人でも多くの方がウィクロスを知ってくれる、あるいは始めてくだされば、プレイヤーの一人としてこれほど嬉しいことはありません。
ソーシャルゲーム「ブルーアーカイブ」とのコラボでは、新しくウィクロスを始めたプレイヤーがたくさんおり、ウィクロスのコミュニティは今、大いに賑わっています。「VOICE ACROSS」を機に、さらに仲間が増え、より一層活気づいてくれることを願うばかりです。
コラボに合わせて、スタートツアーやイベントなども開催されます。
イベントなどでお会いできる日を、心より楽しみにしております。
WIXOSSBOX管理人 からばこ
6:おまけ〜デッキづくりのポイント
デッキを作るためのポイントを、簡単にまとめておきます。
あくまで私の考えなので、みなさんのオリジナリティを活かしてほしいです。
ただし、何事にも「基本」と「集合知」はあるものです。守破離のように、最初はセオリーを知るのも大切です。
ライフバーストを持ったカードは必ず20枚、《サーバント #》は必ず4枚

試合を大きく逆転するライフバースト。ライフクロスにあればあるほど有利になるので、必ず20枚にしてください。《サーバント #》はルリグアタックをガードするのに必須です。必ず4枚入れてください。
何事にも例外はありますが、このサイトに登録された約1800件のディーセレの大会結果の中で、上記を満たさないデッキは10個あるかないかです。
シグニのレベルの配分
レベル3:12〜16枚
レベル2:6〜10枚
レベル1:12〜16枚(《サーバント #》を除く)
くらいがベースになります。ざっくりとした目安なので、もちろん前後してもいいですし、スペルが入る場合もあります。
デッキを作る際は、レベル1とレベル3のシグニの枚数を軸にするといいでしょう。
レベル1が少なすぎると、序盤にレベル1が引けなくて場にシグニを出せなくなります。逆にレベル3が少なすぎると、レベル3以降に強力なシグニが場に出せず、力負けしてしまいます。
「主力になるレベル3シグニを決める→序盤に必要なレベル1シグニを決める→余った枠をレベル2シグニやスペルで整える」というイメージで組んでいきましょう。
理想的な配分は人それぞれで、正しいものはありません。自分に合ったバランスであれば大丈夫!
センタールリグと同じ色のカードを多く採用しよう

センタールリグのグロウには、ルリグと同じ色のエナが必要になります。また多くのパートナーシグニが、能力の発動のために、その色と同じエナコストを求める場合があります。
センタールリグと違う色のカードが多すぎると、グロウに必要なエナが払えずにグロウできなかったり、パートナーシグニの能力を発揮できないこともあります。なので、メインデッキは可能な限り、センタールリグと同じ色を多めに採用しましょう。
ただ、ルリグが得意なクラスに属し、異なる色のシグニを採用することも多いです。白のGUMIデッキに黒の<天使>シグニを入れることも、大いにあります。
メインデッキに入るセンタールリグと異なる色のカードは、デッキにもよりますがだいたい10枚前後です。そのバランスを見極めていくのも楽しいですよ。
デッキづくりはルールさえ守っていれば、本当に自由です。
このサイトには「大会で優勝、入賞した強いデッキ」が多数掲載されているので、参考にしてみてください。
もちろん自分なりに模索して、オリジナリティあふれるデッキを作って戦うのも、カードゲームの醍醐味です。
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