
色:無色
使用タイミング:メインフェイズ
コスト:《無》×2
あなたのトラッシュから<プリパラ>のシグニを3枚まで対象とし、それらを手札に加える。次のあなたのアタックフェイズ開始時、あなたの場にそれぞれ共通する色を持ちレベルの異なる<プリパラ>のシグニが3体あり、
その色が白の場合、【シグニバリア】1つと【ルリグバリア】1つを得る。
赤の場合、対戦相手のライフクロス1枚をトラッシュに置く。
青の場合、カードを3枚引き、対戦相手は手札を3枚捨てる。
緑の場合、対戦相手のすべてのシグニをエナゾーンに置く。
黒の場合、対戦相手のデッキの上からカードを20枚トラッシュに置く。
収録:プリパラ&WIXOSS10周年記念ばとる~交流会 景品(PR-Di035)
<プリパラ>デッキの切り札的アーツ。リソース回収と、アイドル色ごとに強烈な効果が発動する。
発動時に、<プリパラ>のシグニを3枚トラッシュから手札に加えられる。ほとんどの場合は続く効果を発動させるため、同じ色でレベルが異なる3枚を回収することになるが、色やレベルが重複していても問題ない。手札や場に既に必要なシグニが一部いる場合は、次のターン以降のシグニを回収してもいいだろう。
発動した次のアタックフェイズ開始時、場にそれぞれ共通する色を持ちレベルが異なる<プリパラ>シグニが3体いる場合、それらの色ごとに応じて効果が発動する。盤面が限定される分どれも強力な効果になっている。
白は【ルリグバリア】【シグニバリア】を1枚ずつ得られる。ピース《黒点の記憶》と同様のスペックを誇り、1枚で2面分の防御につながる。場に並ぶシグニのパワーも、自身の能力でパワーが上がるので、さらに守りを固められる。
赤は相手のライフクロスを1枚トラッシュに置ける。ライフクロスを直接トラッシュに置ける貴重なアーツで、これだけのために赤の<プリパラ>シグニを採用したデッキも存在する。
青は3ドローと3ハンデス。3ハンデスは強烈で、盤面の《プリパラアイドル ファルル》で更に1枚手札を捨てさせられる。相手の手札を一気に消し飛ばそう。
緑は相手のシグニを全てエナゾーンに置く。【シャドウ】などを貫通する全体除去で、1枚で3面除去できるアーツは貴重。場に並ぶシグニもそれぞれの能力でパワーが上昇するため、それなりに硬い盤面を築けるのも嬉しい。
黒は相手のデッキを20枚トラッシュに置ける。ほぼ確実にリフレッシュができる枚数で、他のアーツなどと組み合わせれば、2回のリフレッシュも可能になる。
どれも非常に強力だが、アタックフェイズ開始時に特定のシグニが3体場にそろっていなければいけない。トラッシュからの回収ができるとはいえ、デッキやライフクロスに誰か1人でも埋まってしまうと、アーツごと腐ってしまう。おおよそ2枚ずつくらいは採用しておきたいところだ。
それぞれの色にはレベル1、2、3のシグニが存在しているため、必然的にレベル1のシグニを場に出した状態で相手にターンを渡すことになる。パワーを上昇できる白や緑を除くと、そこは容易く除去されてしまうため、盤面のパワーラインが低くなるのが気になるところだ。
ただ、3人のリミットの合計は6なので、【リミットアッパー】に頼らずとも盤面を並べられるのは大きい。専用のドリームチームピース《み〜んなではじめるアイドルライフ!》もあるので、チーム構成で採用するのも良いだろう。
特に赤のモードを目当てに、ショット系のデッキで採用されることが多い。
《断炎轢断》《鏡花炎月》《リベレーターズフォース》などと併用してライフクロスを消し飛ばし、《参上 緑姫》のゲーム1能力でエナも枯らしてショットする【プリパラ緑子】が注目され、一定の活躍を見せた。
同じ色のシグニは原作で「チーム」を組み、3人1組でアイドルとして活動している。イラストもつながるようになっているので、3人揃える際はシグニゾーンの配置にもこだわろう。ウィクロスでは初めて登場した横向きのアーツ。