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メインフェイズで使える緑のアーツのうち、ルリグコモンのものを紹介する。《欣喜雀躍》《再四再五》が該当する。
「デッキの上から5枚見て2枚加える」系統のアーツはこちらで別途まとめている。

欣喜雀躍

色:緑
使用タイミング:メインフェイズ
コスト:《緑》×1

あなたのトラッシュにあるすべてのカードをデッキに加えてシャッフルする。あなたのデッキの上からカードを3枚見る。その中からカードを好きな枚数手札に加え、残りをエナゾーンに置く。

収録:RECOLLECT SELECTOR(WX24-P1-025)

自分のデッキを全てデッキに戻してから、デッキの上から3枚を手札とエナに置ける。
「リフレッシュダンス」の文字通り、相手のデッキ破壊などによるリフレッシュを遠ざけることができる。リフレッシュするとライフクロスを1枚失うため、それを予防できる点で優秀。デッキを復活させた後、手札とエナを合わせて3枚増やせるのもうれしい。
リフレッシュ回避が狙えるアーツとしては、アタックフェイズにデッキ回復を行える《明窓浄机》や《落葉帰根》もある。これらは防御とデッキ回復を一手にこなせる点で優秀だ。一方の《欣喜雀躍》は自分のメインフェイズで行えるため、《ダーク・マイアズマ》など、相手のメインフェイズでのリフレッシュより前にデッキ回復が行えるのがうれしい。エナコストも軽く、それぞれ役割が異なる。

緑デッキではもちろん、ドローで大量にデッキを消費する青系のデッキでも採用できる。
チームであればピース《イノセントバトル》もあるため、デッキに合ったものを選ぼう。

「欣喜雀躍」は「きんきじゃくやく」と読む。
「欣喜」はどちらも喜ぶことで、「雀躍」はスズメが跳ねるさま。スズメが跳ねるように喜ぶ、という意味の四字熟語となる。

再四再五

色:緑
使用タイミング:メインフェイズ
コスト:《緑》×0

対戦相手のパワー10000以上のシグニ1体を対象とし、それをバニッシュする。あなたのエナゾーンからカードを3枚まで対象とし、それらを手札に加える。

収録:GREEN ALT WANNA(WX24-D4-05)
WIXOSS PARTY 2025年6月上位賞(SPDi37-14)

相手のシグニ1体を除去しつつ、エナゾーンのカードを3枚手札に加えられる。
除去できるシグニはパワー10000以上に限られるが、レベル3のほとんどをバニッシュできる。お互いがレベル3以上にグロウしたゲーム中盤以降であれば、ほとんどの場合1体はバニッシュできるだろう。

合わせて、自分のエナゾーンから3枚までカードを手札に加えられる。バニッシュされたシグニを再利用したり、ライフクロスからエナに置かれたカードを手札に加えたりと、使い勝手は良い。シグニのみならずスペルも加えられ、また《サーバント #》も手札に加えて良いのが嬉しい。
使うとエナが大きく減るのがポイントだ。アタッカーや除去能力を持ったシグニ、もしくはスペルを加えることが多いだろうが、それらに必要なエナコストが減る点には気をつけよう。

エナを起点に攻めていく緑デッキでは便利だが、《全力疾走》や《虚心坦懐》のように、エナから場に出したうえで更なる効果を持つアーツも少なくない。
コストが軽いことや手札に加えることを活かし、このカードならではの出番を探したい。