色:赤
使用タイミング:メインフェイズ
コスト:《赤》×1《無》×1
以下の3つから2つまで選ぶ。
以下の3つから2つまで選ぶ。
①あなたのシグニ1体を対象とし、ターン終了時まで、それは【アサシン】を得る。
②手札をすべて捨て、カードを4枚引く。
③手札を3枚捨ててもよい。そうした場合、対戦相手のライフクロス1枚をクラッシュする。そのカードのライフバーストは発動しない。
収録:RECOLLECT SELECTOR(WX24-P1-003)
効果解説
「リコレクトセレクター」で登場した赤のアーツ。
非常に攻撃的な効果が揃っており、赤デッキや「2止め」系のデッキで大活躍している。
①のモードはシグニ1体に【アサシン】を付与できる。
どんな状況でもライフクロスを攻められる能力であり、付与するシグニの色制限などもないことから、確実に1点を狙える攻撃的なモードだ。止め系のデッキではレベル3のシグニを除去するのに手間取ることも多いため、このモードで攻めていくことも少なくない。《幻水姫 シィラ》や《蒼森ミネ》など、「アタックしたシグニの能力を消す」シグニには気をつけよう。
②のモードは手札交換。手札を全て捨ててから4枚ドローができる。
手札を捨てなくても4ドローができるので、手札破壊からの立て直しや、手札の追加補充として使いたい。赤デッキは攻撃的な分手札の消費が激しいので、これで一気に取り戻そう。③のモードにつなげるために使われるケースが多い。
③は手札を3枚捨てると、相手のライフクロスを1枚クラッシュできる。そのうえ、そのカードのライフバーストの発動を封じられる。
ライフクロスをクラッシュするカードは数多くあるが、ライフバーストの発動を封じられる点が非常に優秀。「このターン、シグニによるダメージを受けない」などを封じてトドメを刺しに行けるのが強力で、手札3枚という軽くないコストに見合うリターンを得られる。
評価
①③、もしくは②③のモードで使われるケースが多く、それだけ「ライフバーストを封じた1枚クラッシュ」は強烈。
手札が潤沢であれば①③で攻撃的に使い、相手のライフクロスが無かったり、クラッシュの必要がなければ①②で押し切るなど、状況に応じてモードを選んでいきたい。
止め系のデッキでの人気は言わずもがなだが、エナコストが赤1無色1と軽いことから、赤シグニが少しでもいれば赤以外のデッキでも問題なく運用できる。赤の<地獣>シグニを自然と採用できる【緑子】や、《羅植 モミジ》擁する【ひとえ】などでも良い。《竜花相搏》と枠を競うケースもあるが、そもそも同時採用されている例も少なくない。
超攻撃的なアーツだが、相手のシグニを除去できない点には注意したい。
②のモードでは手札を全て捨てるため、どの順でカードを使っていくかなど、使いこなすには腕と経験が必要だ。
「鏡花水月」の「水」を「炎」に替えた造語。
「鏡花水月」とは鏡に写った花と水に写った月のように、目には見えるが手に取ることのできないものの例え。「鏡に写った花と炎に写った月」といったところか。