物語「PRIMAL loth WIXOSS」の鍵を握る「描かれた」ルリグ。「selector loth WIXOSS」でるう子やタマの戦いを見届け、ウムルたちと出会った。「PRIMAL SELECTOR」でセンタールリグとして登場。
センタールリグ
創造の針姫 ヤミノ=Ⅲ
《創造の針姫 ヤミノ=Ⅲ》は<怪異>のクラスを得意とする黒ルリグ。自身が「描かれた」ルリグゆえか、創り出すことを得意としている。

相手ターン中に<怪異>のシグニ1体が場を離れると、《幻怪 ヤミノザンシ》を1つをシグニゾーンに生み出す自動能力を持つ。この《ヤミノザンシ》は自分のメインフェイズ開始時、自身を除外することでトラッシュの<怪異>シグニ1体を場に出せる。主力の<怪異>でシグニが除去されても簡単に立て直せるため、盤面の再現性が非常に高い。《ヤミノザンシ》は毎ターン1体しか生まれないが、それでも充分だろう。
《ヤミノザンシ》はレベル1、パワー1000のシグニ。バトルではバニッシュされず、このシグニが受けるアタックはすり抜け、プレイヤーへのダメージとなる、まさに「残滓」といえるデザインだ。バトルで消えることはなく場持ちが良いが、効果や能力で除去されるため過信は禁物。また欲しいシグニを速やかに場に出すためにも、トラッシュの管理はしっかり行おう。
ゲーム1「ビギニング」は、5種類の「ヤミノアーツ」から2種類をクラフトし、ルリグデッキに加える。メインフェイズに発動できるアーツで、どれも全5色の特徴を強く反映した効果になっている。《ダーク・バウンダリー》でのバウンスや《ダーク・アナライズ》でのハンデスなど、黒らしからぬ戦略も発揮できるのが嬉しい。相手のデッキに合わせて、どのアーツをクラフトするかを決めていこう。ヤミノの操る黒の<怪異>は、そのターンの間にアーツを発動していなければ能力を発動できないものも多いので、これらでサポートしてきたい。
ちなみに、ヤミノアーツは全て、2014年に登場した初代の構築済みデッキに収録されたもののリメイクとなっている。それぞれの効果は、画像を左右にスライドして確認できる。
パートナーシグニの《幻怪姫 CARD LUCK》はアタッカーでありながら、ヤミノアーツ戦術もサポートする能力を持つ。
出現時にトラッシュから黒の<怪異>シグニを1枚トラッシュに置ける。自身が【アサシン】を得るためのエナコストや、「ヤミノアーツ」のエナコストを工面できるので、《ヤミノザンシ》などを駆使してどんどん場に送り込もう。アーツを使っていれば、アタックフェイズ開始時に【アサシン(パワー12000以下のシグニ)】を得るか、相手のデッキを4枚削れる。【アサシン】で攻めるのはもちろん、そのまま出してデッキを削ってリフレッシュを狙うのも良いだろう。黒の<怪異>は【アサシン】を得るシグニも多いため、相手にエナを与えないように立ち回っていくのも大切だ。
《ヤミノザンシ》を起点に盤面を作り、「ヤミノアーツ」などで攻めていく、わかりやすい戦術が魅力。「ヤミノアーツ」はもちろんのこと、【アサシン】を多用してエナを絞ったり、デッキ破壊をねらっていったりと、他の黒ルリグにはない個性的な能力が揃っている。相手や戦況に合わせて、臨機応変に戦っていこう。
多くのシグニがアーツの発動を求めるため、メインフェイズに使えるアーツがなくなるとデッキが沈黙してしまう。2枚の「ヤミノアーツ」を得られるとはいえ、同じターン中の連打は禁物。序盤用に、アーツに頼らずに戦えるシグニも組み込んでおくといいだろう。
総評
「PRIMAL loth WIXOSS」の漫画アニメの声優は、2025年からウィクロス公式アンバサダー(旧ウィクロスガールズ)に就任した実波真白さんが担当している。
【関連リンク】
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