カーニバル〜サーバントZEROでシグニを無力化

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「Lostorage」シリーズのラスボス。終盤までは仮面で顔を隠して登場していたが、ディーセレでは仮面を持たずに登場。

センタールリグ

カーニバル -TI-

レベル3センタールリグの《カーニバル -TI-》はゲーム1能力で、相手のシグニ2体を《サーバントZERO》に書き換える。《サーバントZERO》はレベル1でパワー1000、無色で能力を持たないシグニ。どんな高いパワーでも、どんな強力な能力を持っていても、無力なシグニに書き換えてしまうラスボスらしい能力を持つ。

対象に取るため【シャドウ】で防がれたり、《聖天姫 エクシア》などの能力をトリガーさせてしまうが、パワー1000にしてしまえば低コストで除去する手段は山ほどある。《紅将 ランスロット》《羅菌 オイゴナ》など序盤向けの除去が終盤でも活きるのはうれしい。

ターン1は手札1枚を捨てれば、ルリグがアタックした時に「1ドロー」「1エナチャージ」「シグニ1体のトラッシュ送り」のどれかができるようになる。コストの支払いはメインフェイズだが、能力を選ぶタイミングはルリグがアタックした時なので、展開に応じて選ぶと良い。シグニのトラッシュ送りが優秀で、ターン中に除去できなかったシグニを処理できる。

アシストルリグ

カーニバル -罪-

アシストルリグはひとクセもふたクセもあるカードが揃うが、注目はレベル2の《カーニバル -罪-》だろうか。シグニ2体までに【アサシン】【ランサー】「アタックできない」のどれかを付与する能力で、自分のメインフェイズにも、相手のアタックフェイズにも使える、攻防一体のアシストルリグだ。

サーバントZERO化の《カーニバル -終-》ももちろん存在。アシストルリグでもオンリーワンな性能を誇るため、出番を見つけて使ってあげたい。

総評

赤ルリグながらバニッシュやダブルクラッシュに関する能力を持たず、赤らしからぬ性能のカーニバル。毎ターン能動的に手札を捨てられるため、《大幻蟲 アロス・ピルルク//メモリア》と相性が良く、このコンボを軸にしたデッキがディーヴァグランプリ2ndでベスト16に勝ち上がっている。

ロストレージ組ゆえに得られるコインを使ってハンデスもでき、ターン1でトラッシュ送りを選べば、リソースを絞る戦い方もできないことはない。赤ルリグでは珍しく、拡張性の広い構築ができそうだ。

《サーバントZERO》はブランクカード。絵を描いたりしてオリジナリティを出すプレイヤーも多い。

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