劇中最強チーム「DXM(デウス・エクス・マキナ)」の看板ルリグ。圧倒的な強さで作中の頂点に立つ。
センタールリグ
DXMのセンタールリグは共通して【ソウル】に関する能力を持つ。レベル3ルリグ《エクス・スリー》の能力で、レベル0〜2のセンタールリグカードを、シグニの下敷きに【ソウル】として付与できるというものだ。
【ソウル】を付与されたシグニは新たな能力を持つ。エクスのソウルは、レベル1がアタック時に1ドローか1エナジャージ、レベル2がアタック時に12000以下のシグニ1体をバニッシュというもの。多くのセンタールリグのレベル1、2がバニラ(能力を持たない)中、この点で大きなアドバンテージと言えるだろう。
ゲーム1能力はエクシード3とピースを1枚除外することで、場の赤シグニ2体に【アサシン】を付与できる。無条件で2点要求ができ、不要になったピースを【アサシン】に変換できる。《ゼノ・クラスタ》や《M.G.D》といった防御系ピースを採用しやすく、状況によってはエクシード3を使わずにピースで戦うという柔軟性も持っている。
チームピースの《Trigger of victory》は、1エナでライフクロスを1枚クラッシュしつつ、トラッシュからガード以外のシグニを1枚回収できる。確実に1点を取りつつ、続く盤面形成や詰めに必要なシグニを回収できる、使い勝手の良いピースだ。DXMは赤黒黒のチームなので、《DEATH DECK》との併用ができるのも嬉しい。
得意な戦術の一つがエナ破壊。《紅将姫 キントキ》や《羅輝石 ダイヤブライド》、《紅将 ナベノツナ》らを駆使して相手のエナを破壊したり、それこそ【アサシン】で攻めることができる。
アシストルリグ
アシストルリグは手札交換に特化した《エクスエコー》と、小型防御とエナ破壊ができる《エクスクロスファイア》が人気。主にチームデウスでの採用が多いが、《パラダイスうちゅう》採用の宇宙デッキなどで赤アシストとしてお呼ばれすることもある。
ルール改訂で色の縛りが撤廃されたり、「ディソナ」のデッキが流行して他色のカードが多く採用される環境になったことから、2023年以降は《エクスエコー》《エクスクロスファイア》の採用率が上昇した。特に《エクスエコー》は、赤版の《マドカ//フロート》として運用でき、《小砲 バクチク//ディソナ》《開園の合図》などと合わせてよく採用されている。
総評
赤らしい除去やエナ破壊だけでなく、《DEATH DECK》、《凶天姫 タマ//メモリア》《羅星 ベレニケ》などを採用したデッキ破壊でライフクロスを削りに行く戦略も持つ。こちらを重視したエクスはディーヴァグランプリ2ndで優勝。エクスが火力一辺倒だけでないことを証明した。
登場以降数多くのセレモニーで優勝、入賞している強力なルリグ。GP2ndで優勝、3rdでは4位入賞と、2022年はトップメタの一角に立ち続けていた。同僚のデウスに押されたり、リメンバの台頭で難しい立場になったが、トップディーヴァにふさわしい実績を誇る。
【関連リンク】
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