「5ルック2回収」の亜種となるアーツ。デッキの上から見ることのできる枚数は4枚なので、正確には「4ルック2回収」だが、役割はほぼ同じなので、同じカテゴリで紹介する。ここでは《ロココアド・バウンダリー》《焼石火炎》《エレキ・ランス》《樹木堕絡》《モーメンタリー・パニッシュ》が該当する。
ブルアカの《物語の幕開け》も4枚見るが、<ブルアカ>をクラスとして捉えるため、「5ルック2回収」で扱う。
効果の特徴

前述の通り、デッキの上から見ることのできる枚数が1枚少ない。その分加えられるカードが、該当の色の「カード」となっている。5ルック2回収が「クラス」であるのと異なり、異なるクラスや、色が合えばスペルも手札に加えられるのが差別点だ。
特にスペルを加えられるのが明確な差別化要素。青は《TOO BADLY》や《RAINY DAYS》などを併用することが多いため、それらを加えられる点で優秀といえる。また、その色の優秀なカードを集めた「グッドスタッフ」のデッキであれば、クラスに縛られない手札補給ができるのが嬉しい。
もちろん、5ルック2回収が実装されていないクラスのデッキで採用するのも良い。メインデッキの色が統一されていれば無理なく採用できるか、〈バーチャル〉のように色が散っている場合は、別項の「その他」のアーツを選ぶのも良いだろう。
除去はパワー8000以下に統一されている。レベル2であれば多くのシグニを処理できるため、先攻後攻問わず、2ターン目までに使うのが良いだろうか。もちろん5ルック2回収のアーツ同様、相手や状況によって使うタイミングが前後するのは言わずもがなだ。
採用の有無についても5ルック2回収のアーツとおおよそ同じだ。採用できるのであれば積極的に使っていこう。
「RECOLLECT SELECTOR」以降のルリグは、そのクラスの5ルック2回収アーツを優先することが多いだろうが、それ以前のルリグかつ、単色で構築するのであれば、こちらを選ぶと安定感が上がる。ぜひ手に入れておこう。
カード一覧
ロココアド・バウンダリー(白)

色:白
使用タイミング:メインフェイズ
コスト:《白》×0
対戦相手のパワー8000以下のシグニ1体を対象とし、それを手札に戻す。あなたのデッキの上からカードを4枚見る。その中から白のカードを2枚まで公開し手札に加え、残りを好きな順番でデッキの一番下に置く。
収録:WHITE ALT HOPE(WX24-D1-06)
焼石火炎(赤)

色:赤
使用タイミング:メインフェイズ
コスト:《赤》×0
対戦相手のパワー8000以下のシグニ1体を対象とし、それをバニッシュする。あなたのデッキの上からカードを4枚見る。その中から赤のカードを2枚まで公開し手札に加え、残りを好きな順番でデッキの一番下に置く。
収録:RED ALT AMBITION(WX24-D2-06)
エレキ・ランス(青)

色:青
使用タイミング:メインフェイズ
コスト:《青》×0
対戦相手のシグニ1体を対象とし、ターン終了時まで、それのパワーを-8000する。あなたのデッキの上からカードを4枚見る。その中から青のカードを2枚まで公開し手札に加え、残りを好きな順番でデッキの一番下に置く。
収録:BLUE ALT APPLI(WX24-D3-06)
樹木堕絡(緑)

色:緑
使用タイミング:メインフェイズ
コスト:《緑》×0
対戦相手のパワー8000以下のシグニ1体を対象とし、それをエナゾーンに置く。あなたのデッキの上からカードを4枚見る。その中から緑のカードを2枚まで公開し手札に加え、残りを好きな順番でデッキの一番下に置く。
収録:GREEN ALT WANNA(WX24-D4-06)
モーメンタリー・パニッシュ(黒)

色:黒
使用タイミング:メインフェイズ
コスト:《黒》×0
対戦相手のシグニ1体を対象とし、ターン終了時まで、それのパワーを-8000する。あなたのデッキの上からカードを4枚見る。その中から黒のカードを2枚まで公開し手札に加え、残りを好きな順番でデッキの一番下に置く。
収録:BLACK ALT DESIRE(WX24-D5-06)