アタックフェイズで使える無色のアーツのうち、ルリグコモンのものを紹介する。《スモーク・ストップ》《スリップ・ストップ》《サンクトゥムタワー崩壊》《虚妄のサンクトゥム攻略会議》《リスタート・テンプル》を解説している。《ミラクル・チャージング》などの「チャージング」系アーツはこちら。
スモーク・ストップ

色:無色
使用タイミング:アタックフェイズ
コスト:《無》×0
対戦相手のルリグ1体を対象とし、ターン終了時まで、それは「【常】:アタックできない。」を得る。
収録:RECOLLECT SELECTOR(WX24-P1-033)
スリップ・ストップ

色::無色
使用タイミング:アタックフェイズ
コスト:《無》×0
対戦相手のシグニ1体を対象とし、ターン終了時まで、それは「【常】:アタックできない。」を得る。
収録:RECOLLECT SELECTOR(WX24-P1-035)
《スモーク・ストップ》はルリグのアタックを、《スリップ・ストップ》はシグニのアタックを1体封じる。
エナコストが0で防御ができるアーツは非常に少なく、コスト軽減を使用したウィッシュアーツくらい。他のコストも一切なく、盤面の状況に問わず使えるのが嬉しい。
強いて言えば《スリップ・ストップ》が付与する能力なので「能力を得られない」を持つシグニに効かない程度だが、それを除けば使うタイミングに困ることはないだろう。
どんな状況でも使いやすいことから、ルリグトラッシュの枚数を手堅く増やせるのも強み。
リコレクトの条件を早期に満たしたり、アーツを早くから使いたい【夢限】などではよく採用されている。
《スモーク》と《スリップ》のどちらを採用するかは他のアーツとの兼ね合い次第。序盤はシグニの除去が多い傾向にあるので、どちらかといえば《スリップ・ストップ》のほうが出番が多いだろうか。硬いシグニを多く採用したり、ルリグアタックを止めたいデッキであれば《スモーク》でももちろん良い。
無色のアーツなので、このカード自身をウィッシュアーツのコスト軽減に充てられない。また、《ギュウキ》などルリグトラッシュの色を参照するカードとは相性が悪い。アーツの色が重要なカードを使う際は、素直に《シャイニング・ソード》など、色を持ってコストが軽いアーツを使おう。
また《スリップ・ストップ》はアタックを封じるだけなので、シグニを除去できない。防御と除去を両立したい場合も、《アイス・アロー》など別のアーツを使おう。
シンプルゆえに使いやすく、それでいて堅実。
このカードの存在を知っていると、ルリグデッキの構築の幅が広がるだろう。
サンクトゥムタワー崩壊

色:無色
使用タイミング:アタックフェイズ
コスト:《無》×0
あなたの場に<ブルアカ>のシグニがある場合、対戦相手のルリグかシグニ1体を対象とし、ターン終了時まで、それは「【常】:アタックできない。」を得る。
収録:ブルーアーカイブ SELECTOR(WX25-CP1-036)
自分の場に<ブルアカ>のシグニがいると、ルリグかシグニ1体のアタックを封じられる。
上記の《スモーク・ストップ》と《スリップ・ストップ》を兼ね備えたアーツ。1枚でルリグ、シグニのどちらかを止められるので、状況に合った防御ができるのが強力だ。
ただ、場に<ブルアカ>のシグニがいないと使えない。<ブルアカ>のシグニは、特に白に場持ちが良いものが多いが、相手の除去次第では3体とも除去されてしまい、このアーツが腐ってしまうこともある。
あまり無いとは思うが、ゲーム全般にわたってシグニを除去されて、最後まで発動できないということにならないよう注意しよう。いつまでも使えないと、無色のアーツなのでウィッシュアーツのエナコスト軽減にも使えないため、他のリコレクト条件を阻害してしまう。使えそうな時は早めに使ってしまうといいだろう。
ブルアカ軸の【夢限】はもちろん、エナを節約したい各種ブルアカ系のデッキではよく採用される。【シャドウ】や《秤アツコ》がいる白や、パワー上昇ができる緑で使うのがオススメ。《早瀬ユウカ(体操服)》でパワーを上昇するのもいい。
「サンクトゥムタワー」は、キヴォトス(ブルアカの舞台)を管理する中枢部。
報道担当の女の子が現場で生放送をしているが、事故や事件が発生すると、例えどれだけ危険であっても報道はすぐに現場に駆けつけねばらない(筆者体験談)
虚妄のサンクトゥム攻略会議

色:無色
使用タイミング:アタックフェイズ
コスト:《無》×0
あなたのデッキの上からカードを4枚見る。その中から<ブルアカ>のシグニ1枚を場に出し、残りを好きな順番でデッキの一番下に置く。そのシグニの【出】能力は発動しない。
収録:ブルーアーカイブ SELECTOR(WX25-CP1-037)
デッキの上から4枚見て、<ブルアカ>のシグニ1体を場に出せる。
シグニがいないシグニゾーンに出すことで、相手のアタックを防ぐことができる。どのシグニを出せるかはデッキの上次第だが、レベル3以降に使うことでほぼ確実に守ることができる。相手のシグニよりパワーの高いシグニをその正面に出すことで、バトルでのバニッシュを防いで次のターンに運用することもできる。
《アビス・ノスタルジア》などの蘇生アーツ同様、自分のシグニゾーンが埋まっていたら使えない。【ランサー】やアタック時の除去のみで攻めてくるデッキには腐ってしまうので、それらを主な戦術にしたデッキと対戦する時は、使えるときに使ってしまおう。
エナコストが0と軽いこともあり、使い勝手はなかなか良い1枚だ。
リスタート・テンプル

色:無色
使用タイミング:アタックフェイズ
コスト:《無》×0
手札をすべて捨て、カードを5枚引く。
収録:PRIMAL SELECTOR(WX25-P1-047)
自分の手札を全て捨て、カードを5枚ドローするアーツ。
アタックフェイズに爆発的に手札を増やせる強烈な効果が目を引く。
手札を全て捨てるとはいえ、1度に5枚ドローという性能で肩を並べるものは少なく、ハンデスからの立て直しや次のターンの反撃にはうってつけ。特に相手のアタックフェイズに発動すると、シグニやルリグがアタックした時にハンデスが飛んでこなければ、次のターンのドローフェイズを含めると、手札7枚からスタートできる。増やした手札を一気に使って戦っていこう。手札が0枚のときでも5ドローができるので、どんな状態でも使えるのが嬉しい。
出現時に手札を大きく消費するレベル3ルリグとは相性が抜群。《参上 緑姫》は出現時に手札を3枚エナに置けるため、レベル3にグロウする直前の相手のアタックフェイズにこのカードでで手札を増やし、それをエナに置いてゲーム1能力に充てる、という動きができる。他にも《レイラ・ザ・ファング》で減った手札を補充したりなど、止め系やショットデッキのエンジン役として暴れている。
手札交換しかしないため、《サーバント #》が引けなければ防御にすらならない。また、残りのデッキ枚数が5枚以下だとリフレッシュに入ってしまい、かえって自分の首を絞めることになる。しかし、出番が多いであろうショットデッキでは、自分のデッキがなくなる前に駆け抜けることが多いため、いらぬ心配ではある。
2025年はウムルたちの過去を巡る旅「PRIMAL loth WIXOSS」をテーマにしている。
被害者ちゃんもその世界で、リスタートを司る神殿にたどり着いているようだ。
スモーク・スリップ・ストップ

色:無色
使用タイミング:アタックフェイズ
コスト:《無》×4
対戦相手のルリグ1体と対戦相手のシグニ1体を対象とし、ターン終了時まで、それらは「【常】:アタックできない。」を得る。
収録:RESONANCE SELECTOR(WX25-P2-047)
対戦相手のルリグとシグニ1体ずつに「アタックできない」を付与する。
文字通り《スモーク・ストップ》と《スリップ・ストップ》を合体させたアーツ。だがエナコストが無色4と激増しており、0コストで使える強みの一切を失ってしまった。同じ4コストの2面防御アーツは《ネオバロック・ディフェンス》や《ドント・ムーブ・オン》もあり、これらはルリグ2体やシグニ2体のアタックも止められるので、エナコストの色に制限がない点を差し引いても難しい。
とはいえ、エナの色に依存せずにできる2面防御は便利だ。「アタックできない」を付与するため、「アップ状態のシグニをバニッシュする」などのライフバーストにつながりやすい点も見逃せない。色を持たないため《アズール・ウィッシュ》などのウィッシュアーツのコスト軽減には充てられないが、《ダンシング・ソード》などの多面防御リコレクトアーツの軽減コストには使えるため、ルリグデッキ次第ではカチリとハマるケースもある。覚えておくとデッキ構築に役立つ1枚だろう。
ワンデイ・ポリス

色:無色
使用タイミング:アタックフェイズ
コスト:《無》×0
以下の2つから1つを選ぶ。
①このターン、あなたは対戦相手のルリグからのダメージによってゲームに敗北しない。
②このターン、あなたは対戦相手のレベル2以下のシグニからのダメージによってゲームに敗北しない。
収録:LUMINOUS SELECTOR(WX25-P3-049)
発動ターン中、特定条件での敗北を防ぐアーツ。相手のルリグのダメージによる敗北か、相手のレベル2以下のシグニのダメージによる敗北のどちらかを防げる。
使いやすいのはルリグダメージによる敗北の回避。ルリグアタックによるダメージはもちろん、《あきら⭐︎らっきー》や《錠前サオリ[et omnia vanitas!]》といった、ルリグの能力によるダメージでの敗北も回避できる。ルリグのアタックこそ許してしまうが、ルリグ止めアーツに近い感覚で使えるだろう。
ポイントは「センタールリグ」ではなく、「ルリグ」によるダメージであること。実質的な《Calm before the gong》を対策するアーツであり、使えば相手のショットを耐えることができる。トーナメントシーンでも【GONG】対策として活用されることもあった。
もう1つは、レベル2以下のシグニによるダメージでの敗北の回避。主に【1止め】【2止め】系統のデッキに対する対抗策であり、それらに使えば確実に敗北を防げる。レベル3以上までグロウするデッキに対しても、場にレベル2以下のシグニが多いタイミングであれば使えるだろう。
特定のデッキタイプに強く刺さるが、一般的なレベル3までグロウするデッキに対しては腐ってしまう。エナコストこそかからないためリコレクトを阻害することはないが、アーツが1枠腐るのは痛い。
このアーツを採用するのであれば《夢幻抱影》のような、アーツを破棄してコストを軽減するアーツと併用するといいだろう。また、《デウス・スリーNEO》や《真・遊月・参》のような、アーツをコストに使う能力を持つセンタールリグでなら比較的運用しやすい。特にデウスやマキナの「バーテックス」はこれらのメタアーツを採用しやすく、「《ワンデイ》を使いたいからデウスまたはマキナを使う」ということも考えられるか。
「PRIMAL SELECTOR」で【GONG】が台頭したために登場したとみられるメタアーツ。オールスターでは《ペナルティ・チャンス》《クライシス・チャンス》など、特定のデッキを強く対策するアーツが登場した事例はあるが、ディーセレでも誕生した。