色:青
使用タイミング:メインフェイズ
コスト:《青》×1《無》×1
カードを3枚引く。その後、対戦相手のシグニ1体を対象とし、あなたの手札から<ブルアカ>のカードを好きな枚数公開する。ターン終了時まで、それのパワーをこの方法で公開したカード1枚につき-3000する。
《リコレクト4枚以上》追加で対戦相手のすべてのシグニを凍結し、次の対戦相手のターン終了時まで、それらのシグニは「【常】:このシグニがエナゾーンに置かれる場合、代わりにデッキの一番下に置かれる。」を得る。
収録:ブルーアーカイブ SELECTOR(WX25-CP1-003)
効果解説
「ブルーアーカイブ SELECTOR」で登場した青のアーツ。手札補強と除去、リコレクト達成でリソース奪取を行える攻撃的な効果を持つ。
カードを3枚ドローし、相手のシグニ1体を対象にすり、そして手札から好きな枚数〈ブルアカ〉のカードを公開し、そのカード1枚につきそのパワーをマイナス3000できる。
公開する前に3枚をドローするため、〈ブルアカ〉が主体のデッキなら、ほとんどの場合でマイナス9000が可能になる。ドローフェイズや、前のターンから持っていた手札を含めると、12000や15000、それ以上も難しくないだろう。〈ブルアカ〉以外のカードを引くとマイナスの値は下がるが、「ドロー→公開」の順で処理するので、ドローしてから除去シグニを選べるのが嬉しい。もちろん、《サーバント #》を引ければラッキーだ。
リコレクト4を達成すると、相手のシグニを全て凍結し、発動ターン中にエナゾーンに送られる場合、代わりにデッキの一番下に置かれるようになる。エナを絞れるため、相手の防御アーツの算段を狂わせられる。
使用感は《クリスタル・ダスト》に近いが、こちらはデッキの一番下に置くため、トラッシュに置く以上に再利用が難しくなるだろう。一方、デッキ送りはエナゾーンに置かれる場合のみなので、手札に戻したりトラッシュに置いたりする場合はそのままである。また発動ターン中のみなので、《クリスタル・ダスト》のように次のターンのエナチャージを封じられない点で異なる。
ちなみに、このカードでパワーが0になったシグニもデッキの一番下に置かれる。パワーが0になったシグニのバニッシュはルールによるものなので、全ての効果処理を終えてからエナゾーンに置かれるため、そのタイミングではエナ送りがデッキ送りになっているからだ。
《ニンジン作戦の後に》に除去がついていることや、デッキ送りが発動ターン中のみであることを考えると、リコレクトを達成させたうえで、使ったターンで一気に勝利を目指したい。もしくは、エナを絞ったうえで相手にアーツの発動を強い、次の相手ターンの動きを鈍らせてもいい。
発動後に相手のシグニは全てバニッシュかエナ送りをしたいので、メインデッキが攻撃的なブルアカ系のデッキに採用すると強力だ。特に青や黒はパワーマイナスによる除去が豊富なので相性がいい。