色:赤
使用タイミング:メインフェイズ
コスト:《赤》×1
手札をすべて捨て、カードを5枚引く。その後、この効果で捨てた赤のカード1枚につき対戦相手のエナゾーンから対戦相手のセンタールリグと共通する色を持たないカードを1枚まで対象とし、それらをトラッシュに置く。
《リコレクトアイコン》[4枚以上]追加で、対戦相手のセンタールリグがレベル3以上の場合、対戦相手のエナゾーンからカードを2枚まで対象とし、それらをトラッシュに置く。
収録:loth SELECTOR(WX24-P2-003)
効果解説
「loth SELECTOR」で登場した赤アーツ。豪快なエナ破壊が目を引く、ユヅキらしさが詰まった1枚だ。
まずは手札を全て捨て、カードを5枚ドローする。5枚ドローは《鏡花炎月》よりさらに枚数が多く、アーツ1枚でのドロー枚数はトップクラス。おおよその使い方はあちらと同じで、発動前に必要なシグニは場に出したり、スペルを使っておくなどしよう。手札がなくてもドローできる点も同様だ。
手札を捨てた際、その中の赤のカードの枚数分、相手のセンタールリグと共通する色を持たないエナをトラッシュに置ける。赤デッキで使えばとんでもない枚数のエナを破壊できるが、センタールリグと共通しないエナがどれだけあるかは、対戦相手のデッキ構築に左右される。とはいえ、【タマ】の青エナや【緑子】の赤エナなど、構築段階で自然と他色が採用されることも少なくないため、それなりのエナ破壊は期待できよう。
リコレクト4を達成していると、追加で相手のエナを2枚焼ける。これは色を問わないため、問答無用の2エナ破壊となる。リコレクト前のエナ破壊と合わせればかなりの枚数が期待できるため、相手が残したアーツのエナコストを焼き払い、トドメを狙っていこう。一応「相手のセンタールリグのレベルが3以上」という縛りがあるため、止めデッキを相手にする際は要注意。
強烈極まるエナ破壊アーツではあるが、盤面には何も干渉しない点がネック。5枚のドローで引き込めるよう、メインデッキに強力なアタッカーを採用しておこう。また、ドロー後に相手のシグニをバニッシュすると、せっかく減らしたエナをまた増やしてしまうので注意したい。
それでも焼けるエナの総数はトップクラス。
【緑子】など火力に優れたシグニが多いデッキであれば、盤面に干渉しない点をカバーできるだろう。