色:緑、白
使用タイミング:メインフェイズ
コスト:《緑》×1《白》×1

あなたのデッキの上からカードを3枚見る。その中からシグニを好きな枚数場に出し、カードを好きな枚数手札に加え、残りをエナゾーンに置く。その後、あなたのシグニ1体を対象とし、ターン終了時まで、それは【シュート】を得る。あなたのシグニ1体を対象とし、ターン終了時まで、それは【ランサー】を得る。

収録:FOURTH SELECTOR(WX24-P4-008)

効果解説

「FOURTH SELECTOR」で登場した緑・白のアーツ。緑と白らしさが詰まった堅実な効果を持つ。

デッキの上から3枚を見て、シグニを好きな数場に出し、残りのカードをエナか手札に振り分けられる。2エナでリソースを整えられる手堅い効果で、不足している領域にシグニを送り込めれば嬉しい。
その後、自分の場のシグニ1体に【シュート】と【ランサー】を付与できる。【シュート】【ランサー】はそれぞれ別のシグニにも付与できるので、アタッカーには【シュート】を、そうでないシグニには【ランサー】を与えるといいだろう。もちろん同じシグニに与えても良い。

リソース獲得と攻めを一挙にこなす堅実なアーツだが、堅実すぎて、攻めるにしてはやや火力が不足しているというのが正直なところだ。盤面の展開であれば《全力疾走》でも同じことができるし、パワーアップもあるため防御にもつながる。【シュート】でリソースを絞るのも良いが、隣の【ランサー】でエナを与えるなど、ちぐはぐ感が否めない。バランスの良い効果がそろうが、どれももう一押し欲しいところだ。

緑と白がデッキ構築で両立しづらいというネックもある。【アン】では白の美巧シグニがいるが、《セイクリッド・フォース》で【ルリグバリア】を得られることから相性が良く、エナコストもほぼ同じなので、《緑衣之心》の出番はなかなかないのが現状だ。唯一の緑・白アーツとしての役割を探そう。

読みは「グリーンストーリー」。その通り緑ルリグの緑子、ひとえの物語だ。
「緑衣」は2人の人間の時の本名「緑」「一衣」からの引用と思われる。UARのフレーバーテキストのひとえの告白にも注目。