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  3. 第1回「ウィクロス私塾関東校」優勝&注目デッキ

大会情報
【優勝ルリグ】ユヅキ
【講師選出ルリグ】グズ子、リル
【レギュレーション】ディーヴァセレクション
【日時】2026年10月11日
【場所】ウィクロス私塾関東校(東京都)
【参加人数】16人(各画像はクリックorタップで拡大します)

全勝:ユヅキ(わかきしさん)

【講師講評(からばこ)】
わかきし選手が初代全勝です。おめでとうございます。普段からユヅキ・真ユヅキを愛用していらっしゃいますね。

下級シグニに《コードライド スケボー》が採用されている点に注目です。<龍獣>の下級にはややクセが強い能力がのシグニがいることや、パワーの高いシグニを処理するのに手間取るため、そこを《スケボー》で補った形でしょうか。ルリグをダウンさせ、パワー8000まで取れるレベル1は優秀で、ユヅキのみならず、昨今の赤ルリグでは出張採用が目立ちます。
センタールリグ《熾炎舞 遊月・参》のパートナーシグニは《幻闘竜姫 スヴァローグ》ですが、《真・遊月・参》のパートナーシグニの《幻竜姫 バハムート》も採用されています。赤緑エナを支払って【アサシン】を得る能力はルリグを問わず使用できるため、赤のユヅキでも活躍できますね。「LUMINOUS SELECTOR」で緑の<龍獣>が登場し、赤ユヅキはその恩恵を多く受けました。
アーツはかなり攻めっ気の強い構成です。《熱突猛進》と《熾炎舞 遊月・参》の二重のエナ破壊は強烈でしょう。

講師はいつかのウィクロスパーティーで、わかきし選手の赤青の龍獣軸ユヅキに苦しめられた記憶があります。対戦する度に「今日はどのユヅキだ……?」と背筋が伸びますし、毎回驚いています。おそらくユヅキ・真ユヅキの引き出しをたくさんお持ちなのでしょう。
一つのルリグを長く使い、そのうえで様々な構築をトライする姿勢からは、学ぶ部分がたくさんあります。

講師注目ルリグ:悪魔軸闘争派グズ子(鎖痛(さつう)さん)

【講師講評(からばこ)】
ご本人への取材をもとにご紹介させていただきます。
闘争派グズ子を選出させていただきました。闘争派単体ではなく、<悪魔>シグニをタッチした構築がポイントです。

<闘争派>と<悪魔>をつなぐのは《凶魔 アルフォウ//THE DOOR》です。

悪魔と闘争派の架け橋

起動能力で<闘争派>のシグニを場に出せます。
《凶魔姫 ウリス//メモリア》で《アルフォウ//THE DOOR》を回収し、そこから<闘争派>につないでいくことで、盤面を構築していけます。<闘争派>からは《羅星 リメンバ//THE DOOR》を起点に、<悪魔>にアクセスしていくことも可能です。コイン持ちルリグにはおなじみの《凶魔 ハイティ//THE DOOR》も実は<悪魔>です。

デッキの強みは、コインというリソースを盤面につなげられることです。
前述の《リメンバ//THE DOOR》や、パートナーシグニの《惨之遊姫 コイントス//THE DOOR》が、コイン(と少々のエナ)でシグニを回収できるため、前述の《ウリス//メモリア》などにつなぐことで、盤面を作っていけるようです。コインはセンタールリグの《貪欲の駄姫 闘争者グズ子》で最大10枚使えるのは、闘争派ゆえの強みでしょう。

課題は打点不足とのこと。マイナスの値はどうしても不足しがちだそうです。
《ウリス//メモリア》のマイナス値は高いですが手札を多く消費してしまうので、そこが難しい様子。デッキ破壊で打点不足を補ったり、《凶将姫 ソウソウ》でパワーを問わない除去をねらったりしているようです。この日も《コードハート リメンバ//メモリア》に苦労していたようで、闘争派の宿命を感じます。当日の戦績は2勝2敗だったそうです。

さて、グズ子は新弾「CONFLATED SELECTOR」で、新たなセンタールリグ《悲痛の駄姫 グズ子》が登場します。鎖痛選手も「そろそろ使い収めかも……?」という気持ちがあったようですが、同じく登場するアーツ《デスメタル・デュエット》《ハートラブ・ステージ》が、このデッキとどちらも相性がいいようで、「まだまだ現役かもしれない」とのことです。

コインといえば闘争派!
エナ破壊対策にも
どれもパワフル!

最新ルリグも強力ですが、クラスの制約が強いため、<闘争派>だからこそできることはまだまだありそうです。
<闘争派>に<悪魔>を取り入れ、しっかり一つの軸を通したデッキに組み上げたことが、私の評価ポイントです。
コインカードは、闘争派に所属するルリグたちが揃っています。こだわり抜群のナイスデッキでした!

講師注目ルリグ:リル&メルデッキ(シャナダさん)

【講師講評(ウルズ)】
Lostorageシリーズの主人公、リルとメルが共闘する「チームリル」デッキを選びました。
デッキ構築の出発点は「リルとメルを再現したかった」とのこと。どのように構築していったのでしょうか。

まず白羽の矢が立ったのが《メル・バーサク》です。アーツの使用や起動能力などを封じる強力なアシストルリグですね。

アーツ封じといえば!

【2止めバーサクGONG】などでおなじみのこのアシストルリグ。このデッキにも手札破壊のギミックが採用されており、一見ただのバーサクデッキに見えそうです。

ですが、センタールリグ《純燃の記憶 リル》での《メル・バーサク》には、【2止め】には無い強みがあり、それこそリルの代名詞「オーネスト」です。

《メル・バーサク》と手札破壊、リルの「オーネスト」で相手の動きを大きく縛るのはもちろん、相手のルリグデッキを見ることで、リル側がゲームのターン数を調整できます。《竜花相搏》でライフクロスをクラッシュするか否か、《CONNECTスピニング》でエナを破壊するかライフクロスを狙うか、《Cant stop Pretty!》のエクシード4をいつ使うかなどを、相手のルリグデッキを見て決めていけます。
《メル・バーサク》でアーツ使用が封じられると、「リコレクト4」などの達成が遅くなりがち。そこに「オーネスト」を合わせられると、後のリコレクト達成のために防御アーツを公開・使用せざるを得なくなります。すると、リコレクト4を未達成の状態で防御アーツを使うことになったり、「オーネスト」で公開できなかったメインフェイズアーツが使えず、立て直しができなかったりと、相手の戦略をガタガタにできるのでしょう。リルとメルのコンビネーション、見事ですね。

私もリルを使っていますが、「オーネスト」は相手の防御アーツを確認し、最も効率が良い攻めを作るように動く、安全確認のような使い方をしていました。しかしこのデッキでは相手の動きを縛る使い方をしており、相手が公開するアーツを間違えれば、《CONNECTスピニング》と《竜花相搏》で畳み掛けることもできます。やりたいことやったもん勝ちな青春デッキ、好みですね。そんな思い切りの良さが評価ポイントです。

「アーツを封じる」点も武器
13000は処理できない!
レクイエム!

このように相手を縛ったうえで、パワー13000の《紅将姫 サナユキ》が安定して飛んでくるのは強烈です。
【2止めバーサク】とは違う強みがしっかりあり、リル&メルというコンセプトを実戦レベルで組み上げている点が、非常に素晴らしかったです。当日も3勝1敗と好調でした。

課題は防御面数の薄さだそうです。相手の動きを縛るのが前提なので、縛れなかった場合は崩されてしまうそう。しかし、次弾で《紅将姫 アーサー》が来るため、防御力の低さは改善されるのでは?と期待しているとのことです。リルを使っている方に向けて「リルはチームでも強いぞ!」と、力強い一言をいただいております。
プレイマットなどのサプライもリル&メルで統一しており、ルリグデッキにロストレージ組がたくさん描かれているのもよかったですね。素晴らしいデッキを持ってきていただき、ありがとうございました!

ひとこと&次回予告

思い思いのデッキを持ってご参加いただきました。【チームLION】や【電音部ヒラナ】といった珍しい構築もあり、1つだけ選出するのが難しかったです。対戦している様子を見ていると、私たちもバトルがしたくなりましたね。
ウィクロス歴2か月半の新人さんから、12年選手のベテランさんまで幅広くお越しいただきました。放課後はフリー対戦をしたり、構築相談をしたり、対戦を見ながらあれこれ話したりと、思い思いに過ごしていらっしゃったようです。

ウルズ塾長も私も、まだまだ不慣れな面もございますが、都度改善をしながら、引き続き運営していきたいと思います。

次回は11月22日(日)に開催予定です。エントリーはこちらから、10月15日(木)の午後9時より受付開始です。
GPを終えて落ち着いた頃の開催ですので、新弾「CONFLATED SELECTOR」で登場した新センタールリグのデッキや、新アーツで強化されたデッキはもちろん、愛用デッキの力試し、意欲作の試運転など、ぜひお気軽にお越しくださいね(からばこ)

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