色:緑
使用タイミング:メインフェイズ
コスト:《緑》×1《無》×1
あなたのエナゾーンから<ブルアカ>のシグニを3枚まで対象とし、それらを場に出す。次の対戦相手のターン終了時まで、あなたのすべての<ブルアカ>のシグニのパワーを+5000し、あなたのすべての<ブルアカ>のシグニは【シャドウ(レベル3以上のシグニ)】を得る。
《リコレクト4枚以上》その後、追加であなたのシグニ1体を対象とし、ターン終了時まで、それは【Sランサー】を得る。
(【Sランサー】を持つシグニがバトルでシグニをバニッシュしたとき、対戦相手のライフクロスがある場合はそれを1枚クラッシュする。無い場合は対戦相手にダメージを与える)
収録:ブルーアーカイブ SELECTOR(WX25-CP1-005)
効果解説
「ブルーアーカイブ SELECTOR」で登場した緑のアーツ。エナからのシグニの展開や防御、【Sランサー】の付与など、緑らしい効果を持つ。
エナゾーンから〈ブルアカ〉のシグニを3枚まで場に出せる。エナに溜まったアタッカーを展開するのが良いが、後半の効果で1体には【Sランサー】を付与できるため、除去や【ランサー】などを持たないシグニを呼んでも良い。〈ブルアカ〉であれば色は問わないので、緑以外のシグニを場に出しても良いだろう。
そして次のターンの終了時まで、自分の場の全ての〈ブルアカ〉のシグニのパワーを5000上げ、【シャドウ(レベル3以上のシグニ)】を与える。パワー上昇はもちろん嬉しいが、それ以上に【シャドウ】が強力。次のターンに相手の上級シグニに除去されづらくなるため守りを固められるほか、発動したターンでも、相手のレベル3以上のシグニのライフバーストでも対象にならなくなるため、貫通をねらうこともできる。
レベル2以下のシグニの能力によっては選ばれるが、パワー上昇も相まって、レベル2以下のシグニだけでは処理に多くのリソースを使わせられる。緑のシグニはパワー上昇が得意なので、それらと組み合わせてさらに硬い盤面を作ろう。
リコレクト4を達成すると、自分の場のシグニ1体に【Sランサー】を与えられる。前述の通り、除去などを持たないシグニに付与するのが良いだろう。
また、【Sランサー】を付与する能力に限っては、〈ブルアカ〉以外のシグニでも良い点は覚えておくと、何かいいことがあるかもしれない。
使い勝手は《全力疾走》に近い。というより、ほとんど「ブルアカ版《全力疾走》」と評しても良いだろう。場出しとパワー上昇などが〈ブルアカ〉シグニに限られていたり、エナコストが軽いことから、〈ブルアカ〉のまでの運用を考えると、《全力疾走》より優れた点が目立つ。
だが《全力疾走》はゲーム序盤で発動して盤面を固めたり、【エナチャージ3】を行えるなど、様々な場面で使いやすい。【Sランサー】の付与にもリコレクトがいらないため、臨機応変さでいえば《全力疾走》に軍配が上がるか。
どちらも強力なアーツなので、いっそ両方採用しても面白い。緑らしいスタンダードな1枚だ。